5 little known facts about design crowdsourcing in Asia
Alec Lynch is the founder and CEO of DesignCrowd, an Australia-based design crowdsourcing service that has presence in India, Singapore, and the Philippines. Follow him on Twitter at @aleclynch.
Asia is leading the world in design crowdsourcing. Here are five facts about crowdsourcing in Asia.
When most people think of booming industries in Asia, they think of manufacturing in China, outsourcing in India, and call centres in the Philippines. Not many think of online businesses. The truth is, online business models are flourishing in Asia.
Alec Lynch氏はDesignCrowdの創業者でCEOだ。オーストラリアに拠点を置くDesignCrowdはデザインに関するクラウドソーシングサービスをインド、シンガポール、フィリピンで提供している。Lynch氏のTwitterアカウントはLynchは@aleclynchだ。
アジアはデザインのクラウドソーシングという分野では他をリードしている。アジアにおけるクラウドソーシングに関する5つの事実を紹介しよう。
アジアで急成長を遂げている産業といえば多くの人は中国の製造業、インドのアウトソーシング、フィリピンのコールセンターのことを考える。オンラインビジネスを思い浮かべる人は多くはないだろう。真実はどうかというと、オンラインビジネスモデルはアジアで花を咲かせているのだ。
Alec Lynch氏はオーストラリアに本拠を置き、インド、シンガポール及びフィリピンで活動しているデザイン・クラウドソーシング・サービスとなるDesignCrowdの創始者兼CEOである。ツイッターは@aleclynchを参照。
アジアはデザイン・クラウドソーシングで世界をリードしている。アジアでのクラウドソーシングに関する五つの事実がある。
アジアで急成長している産業について考える時、殆どの人々は中国での製造業、インドでのアウトソーシングそしてフィリピンでのコールセンターを思い浮かべる。オンライン・ビジネスについて考える人はそう多くはない。実際には、アジアではオンライン・ビジネス・モデルが繁盛している。
In recent years, we’ve begun to see online industries and websites in Asia outdo their Western equivalents. For example, online gaming. China’s Tencent is outgunning its US equivalent Zynga (Tencent was founded in 1998 – well before Zynga – and makes four times as much revenue).
Design crowdsourcing is booming in Asia. In particular, design crowdsourcing (a crowdsourcing vertical that involves crowdsourcing tasks like logo, graphic and web design) is thriving.
デザインクラウドソーシングがアジアでブームとなっている。とりわけ、デザインクラウドソーシング(ロゴ、グラフィック、ウェブデザインなどのクラウドソーシングタスクをまとめて取扱うクラウドソーシング)が成長している。
デザイン・クラウドソーシングはアジアで繁盛している。特にデザイン・クラウドソーシング(logo、graphic及びweb designのようにクラウドソーシング業務を含むクラウドソーシング・トラスト)は盛況である。
I operate DesignCrowd.com (a global design crowdsourcing website based in Australia, that recently launched in Asia) and, so we can see first hand this explosion in both sides of the two-sided marketplace that is crowdsourcing — businesses and designers. We’re seeing huge surges in crowdsourcing work in and from China, India, the Philippines, Indonesia, Singapore and Pakistan.
There’s a case to be made that the Asian region is leading the world in design crowdsourcing. While you be seeing this new industry flourishing, here are five facts about crowdsourcing in Asia that you may not have known.
アジアがデザインクラウドソーシングにおいて世界をリードしているのはもっともなことだ。この新しい産業の繁栄を目の当たりにしていても、アジアのクラウドソーシングについて知られていないかもしれない以下の5つの事実がある。
アジア地域がデザイン・クラウドソーシングで世界をリードしている状況になる必要がある。この新しい産業が繁栄していることを理解する一方で、アジアに於けるクラウドソーシングについて知られていない五つの事実がある。
1) Design Crowdsourcing Originated in Asia
While the term crowdsourcing was coined in 2006, the act of crowdsourcing has existed for decades (if not centuries). There are various crowdsourcing timelines and various theories on the origins of crowdsourcing. The earliest example of design crowdsourcing that I’ve been able to find occurred in Japan. In 1936, Toyota crowdsourced its logo and received 27,000 entries. This contest remains a world record, in terms of response. Toyota remains a huge proponent of crowdsourcing, and in 2013 it will host its 7th annual crowdsourced Dream Car Design Contest).
クラウドソーシングという用語があみ出されたのは2006年だが、クラウドソーシングという活動は数十年(数百年ではないにしても)にわたって存在してきた。クラウドソーシングについては数々の歴史的経緯や起源に関する考えが存在する。私が発見することができた最も古いクラウドソーシングの例は日本で起こったものである。1936年、Toyotaは自社のロゴを不特定多数の人々から募り、27,000件の応募を受けた。このコンテストは、応募数に関しては今なお世界記録となっている。Toyotaは現在もクラウドソーシングの強力な支持者であり、2013年には、7回目となる年に1度のDream Car Design Contestを開催する。
クラウドソーシングという言葉が作られたのは2006年だがクラウドソーシングというやり方は何百年とはいわなくても数十年も前からあった。クラウドソーシングにつての歴史はさまざまに言われており、その起原についてもさまざまな説がある。
日本で行われたデザインクラウドソーシングが私が見つけた最も古い例だ。1936年にトヨタが同社のロゴをクラウドソーシングし2万7000点の応募作品が寄せられた。反響という点でこのコンテストが未だに世界記録を保持している。トヨタはその後もクラウドソーシングを強力に支持しておりDream Car Design Contestを毎年主催している。2013年には7回目のコンテストが開かれる予定だ。
2) India loves crowdsourcing
If you analyse usage of top crowdsourcing sites, you’ll see that prominent top earning users on sites are often from India. For example, more than half of the top 25 earners on Elance.com are from India (and most of them specialise in web design). On our own website, we now have over 100,000 designers. While in total, more designers come from the US than any other country, India has more designers in our top 50 designers than any other country (including the US). In fact, India loves crowdsourcing so much, that in 2010, the government crowdsourced the rupee symbol.
上位にランクされるクラウドソーシングサイトの利用状況を分析すると、サイトで上位の利益を上げている主なユーザーはインド人だということが分かる。例えば、Elance.comの上位25人の受益者のうち半分以上がインド人である(そして彼らのほとんどはウェブデザインを専門としている)。私たちが運営するウェブサイトでは、現在10万人以上のデザイナーを抱えている。合計すると、デザイナーのうち最も多いのが米国人だが、上位50人のデザイナーに関してはインド人の方が(米国人も含め)どこの国の出身者よりも多い。実際に、インドはクラウドソーシングを大変好んでおり、2010にはインド政府が通貨ルピーのシンボルマークをクラウドソーシングにより募集したほどだ。
上位クラウドソーシングサイトの利用状況を分析すると目立って大きな収入を得ているのがインドのユーザーであることが多いことがわかる。例えは、Elance.comでの収入の多い上位25人のうち半数以上がインドのユーザーだ(そして多くがウェブデサインを専門にしている)。私のウェブサイトには10万人以上のデザイナーが登録されている。デザイナー数では米国が一番多いが上位50人ではインドが世界一だ(米国を含む)。実際、インドはクラウドソーシングが大好きなようで2010年に政府はルピアの記号をクラウドソーシングした。
3) China has a flourishing design crowdsourcing industry
China is home to some of the largest online outsourcing and crowdsourcing sites in the world. For example, Zhubajie.com claims to have over eight million members. If this is accurate, it would mean Zhubajie has more “workers” than McDonalds (1.9 million) and Walmart (2.1 million) combined. Interestingly, on Zhubajie, a large percentage, if not the majority of projects, seem to be design focussed (with Logo Design and Web Design the top 2 categories on the website).
中国はいくつかの世界最大のオンラインアウトソーシングサイトやオンラインクラウドソーシングサイトの本拠地となっている。例えば、Zhubajie.comは800万人以上のメンバーを抱えていると主張している。この数字が正しければ、Zhubajieで「働く人」の数はMcDonalds(190万人)とWalmart(210万人)を合わせた数より多いことになる。興味深いことにZhubajieでは、大多数のプロジェクトとまでは言えないとしても、高い割合のプロジェクトがデザイン(Zhubajie.comの上位2部門であるLogo DesignとWeb Design)に重点を置いているようだ。
中国には世界でも最大級のオンラインアウトソーシングやクラウドソーシングサイトがいくつかある。例えはZhubajie.comは800万人以上の会員がいると主張している。もしこれが正確な数であればZhubajieの「従業員」はMcDonalds (190万人) と Walmart(210万に)を足したものよりも多いことになる。興味深いことに、Zhubajieではデザイン関連のプロジェクト(ロゴデザインとウェブデザインという2つのカテゴリーが上位2位を占めている)の比率が大半とは言わないまでもかなり高いように見えることだ。
4) Asia outranks the rest of the world
Design crowdsourcing is not just popular in India and China. It’s also extremely popular in Indonesia, Malaysia, the Philippines and even Pakistan, meaning the entire region is very well represented.
If I analyse website traffic to sites like ours (and other crowdsourcing sites) I see an interesting trend. Design crowdsourcing websites are more popular traffic wise (relative to other websites) in Asia than in the west.
デザインクラウドソーシングはインドと中国でのみ人気というわけではない。インドネシアやマレーシア、フィリピン、そしてパキスタンにおいても非常に人気があり、アジア地域全体で人気があるということをよく表している。
私たちのサイト(また他社のクラウドソーシングサイト)へのアクセスを分析すると、興味深いトレンドが覗える。デザインクラウドソーシングサイトは(他のウェブサイトと比較して)、欧米よりもアジアにおいて、より多くのアクセス数を獲得しているのだ。
クラウドソーシングの人気が高いのはインドや中国だけではない。インドネシア、マレーシア、フィリピン、そしてパキスタンでさえ極めて人気が高い。つまり人気の高さはこの地域全体によく当てはまるということだ。
DesignCrowd(や他のクラウドソーシングサイト)のようなサイトヘのトラフィックを分析すれば興味深いトレンドがあることがわかる。アジアのデザインクラウドソーシングウェブサイトは、欧米のものよりもトラフィックという点で人気が高いのだ。
For example, for our business, DesignCrowd is now approaching the top 10,000 websites in the world (and in the US) based on traffic. However, in Asia, it has already reached the top 7,500 websites in Malaysia, Indonesia and the Philippines, the top 5,000 websites in India and in the top 1,000 websites in Pakistan. This trend isn’t limited to DesignCrowd, it’s very similar for other crowdsourcing sites and reinforces the relative popularity of these services in Asia (particularly with Internet users – in this case designers – seeking work).
It should be noted, that these countries aren’t just a source of a large quantity of designers but also a source of quality designers. On DesignCrowd, we can see hubs of talented designers emerge around the world. In Asia, we see particularly talented designers in Asia with 60 percent of our top 40 designers coming from India, the Philippines, Indonesia, Pakistan or Malaysia (and our second most successful designer of all time is based in the Philippines).
5) Australia has become a Design Crowdsourcing hub
Australia (part of the Asia Pacific region) has become a global hub and leader in design crowdsourcing.
5) オーストラリアはデザインクラウドソーシングのハブ拠点となっている
オーストラリア(アジア太平洋地域の一部)はデザインクラウドソーシングにおいて、世界的なハブ拠点かつリーダーとなっている。
5) オーストラリアはDesign Crowdsourcingの拠点
オーストラリア(アジア太平洋地域の一部)は世界のハブかつデザイン・クラウドソーシングのリーダーになった。
In fact, design crowdsourcing in Australia is on fire. Globally, there are at least 20 design crowdsourcing websites but Australia is the leader in the space and punches well above its weight with the two largest design crowdsourcing sites coming out of Australia (including, DesignCrowd). Australia is also home to startups Imagebrief (which specialises in photo crowdsourcing) and established design marketplaces like Envato whose WordPress theme marketplace themeforest (just one of their half a dozen marketplaces) has twice the traffic of istockphoto and is now in the top 100 websites in India.
「インド、シンガポール、フィリピンで」を「インド、シンガポール、フィリピンで も 」に修正してください。
第2パラグラフを 「Alec Lynch氏はデザインクラウドソーシングサービスを提供しているDesignCrowdの創業者でCEOだ。DesignCrowdはオーストラリアに拠点を置きインド、シンガポール、フィリピンにもオフィスがある」に修正してください。