Augmented and virtual reality to grow to $150B by 2020, forecaster says
The augmented reality and virtual reality markets have yet to get off the ground. But market advisor Digi-Capital estimates that the combined markets will reach $150 billion by 2020.
Digi-Capital managing director Tim Merel believes that augmented reality — where you can add a virtual overlay to glasses that enable you to see the real world in a new way — will be four times bigger at $120 billion than virtual reality, which immerses you in a virtual world via goggles. Merel estimates that virtual reality will be more of a niche market at $30 billion by 2020. In 2016, Merel believes the market will be “single-digit billions.”
AR(拡張現実)とVR(仮想現実)市場は、まだ軌道に乗ってはない。しかし、両市場を合わせた市場規模は2020年までに1500億米ドルに達するとコンサルタント会社、Digi-Capitalは見ている。
Digi-Capitalの業務執行取締役、Tim Merel氏は、仮想情報をメガネに重ねることで現実世界を新たな方法で見る事ができるARは、GoogleGlassでユーザを仮想世界に熱中させ、VR市場の4倍規模の1200億米ドルに達すると見ている。またMerel氏は、VR分野も特定分野向けに留まらずその市場規模は2020年までに300億米ドルに達すると見ている。また2016年には、その市場規模は数十億米ドルに達すると見ている。
拡張現実とバーチャルリアリティの市場はまだ離陸したとはいえない。しかしマーケットアドバイザーのDigi-Capitalによると、両者を合わせた市場規模は2020年までに1500億米ドルに達するという。
Digi-CapitalのマネージングディレクターであるTim Merel氏は、拡張現実(バーチャルなオーバーレイを、現実世界とは違うように見える眼鏡に写し出すもの)は、バーチャルリアリティ(ゴーグルを通してバーチャル世界に入り込むもの)より4倍多く1200億米ドルになるという。Merel 氏の予測によるとバーチャルリアリティの市場規模は2020までに300億米ドルとニッチにすぎない。Merelは、2016年にこの市場が「100億米ドルを下回る」ほどになるという。
“VR [virtual reality] and AR [augmented reality] are exciting — Google Glass coming and going, Facebook’s $2 billion for Oculus, Google’s $542 million into Magic Leap, not to mention Microsoft’s delightful HoloLens,” said Merel in a statement. “There are amazing early stage platforms and apps, but VR/AR in 2015 feels a bit like the smartphone market before the iPhone. We’re waiting for someone to say ‘One more thing …’ in a way that has everyone thinking ‘so that’s where the market’s going.”
「One more thing・・・」はジョブスがアップルの発表会でよく使っていたフレーズのことなので、この訳は間違っていましたね。そのフレーズが出てきた時のような状況を待っている、ということでしょう。
Merel acknowledges that a “pure quantitative analysis of the VR/AR market today is challenging, because there’s not much of a track record to analyze yet.” But he believes VR/AR are compelling enough to grow new markets and cannibalize existing ones after the technology really starts taking off next year.
“VR and AR headsets both provide stereo 3D high-definition video and audio, but there’s a big difference,” Merel said. “VR is closed and fully immersive, while AR is open and partly immersive – you can see through and around it. Where VR puts users inside virtual worlds, immersing them, AR puts virtual things into users’ real worlds, augmenting them.
「VRとARのヘッドセットはともに、ステレオの3D高解像度ビデオ・オーディオを提供してくれますが、両者には大きな違いがあります」としたうえで、「VRは閉じていて、完全にその世界に入れるのに対し、ARはオープンで、その世界に入れるのは一部分、周りを見回すことができます。VRがユーザをバーチャルな世界に引き込み、そこに浸らせるのに対し、ARはバーチャルなものをユーザの現実世界にもたらして、それを拡張するのです」と、Merel氏は述べた。
「VRとARの音響機器はどちらも3Dの高精細度ビデオ及びオーディオであるが、大きな違いがある」とMerel氏は述べた。「VRは閉じており、全く没入的であるが、ARは開かれており没入も部分的であり、すなわち、それを通してみることもまわりを見ることもできるのである。VRはユーザをバーチャルな世界の内部に置き、没入させるのであるが、ARはバーチャルなモノをユーザの本物の世界の中に置き、その世界を拡張する(augment)のである」。
“You might think this distinction is splitting hairs, but that difference could give AR the edge over not just VR, but the entire smartphone and tablet market. There are major implications for Apple, Google, Microsoft, Facebook and others.”
Merel said that VR is great for games and 3D films. However, he sees it primarily as a living room, office, or seated experience, as you might bump into things if you walked down the street wearing a closed headset.
He expects that it could snare tens of millions of fans among console, PC, and online gamers as well as those who prefer 3D to 2D films. VR will also have niche markets in enterprises, medical, military, and education markets.
Merel氏によると、VRはゲームや3D映画に最適であるという。ただし、彼はこれを主に居間、オフィス、座って行う体験と見ている。密閉性の強いヘッドセットを装着して街を歩くと、何かにぶつかってしまうかもしれないからだ。
彼の予想では、この技術は何千万というゲーム専用機、パソコン、オンラインゲームのファンのほか、2D映画より3D映画を好む人を惹きつけるという。VRはこのほか、企業、医療、軍隊、教育の各現場でニッチな市場があるだろう。
Merel氏はVRはゲームや3D映画において優れているという。しかし、リビングやオフォス、すなわち座った状態においては優位であると彼はみなしているが、閉鎖的音響機器をつけたままで通りを歩くとモノにぶつかってしまうかもしれないと考えている。
数千万人のコンソール、PC、及びオンラインゲーマーのファンだけでなく、2D映画より3D映画を好む人たちをも魅了することを彼は期待している。VRも事業、医療、軍事、教育の各市場におけるニッチ市場となるだろう。
AR, meanwhile, can be fun for games, but not as much fun as VR when true immersion is required.
“But that possible weakness for gamers is exactly why AR has the potential to play the same role in our lives as mobile phones with hundreds of millions of users,” Merel said. “You could wear it anywhere, doing anything. Where VR is like wearing a console on your face [Oculus], AR is like wearing a transparent mobile phone on it [Magic Leap, HoloLens].”
「ただ、そうしたゲーマーにとって可能性のある弱点は、何億というユーザが持つ携帯電話と同じ役割を私たちの生活で果たす潜在性をARが持っているという理由でもあるのです」としたうえで、「それならどこでも身につけられますし、どのような動きもできます。VRが顔に専用マシンを装着するのに対し(Oculusの場合)、ARは透明な携帯電話をつけるイメージです(Magic Leap, HoloLens)」と、Merel氏は述べた。
「しかし、ゲーマーに対してこのような弱点がありうることこそまさにARが持つ潜在力の証であり、数億人のユーザのもつ携帯電話を通じて我々の生活において同じような役目を果たせうるかもしれない」、とMerel氏は語った。「どこでも装着可能で何でもできる。VRは顔に装着するコンソールのようなもの(Oculus)だが、ARは顔に装着する透明の携帯電話のようなものなのである(Magic LeapやHoloLens)」。
He said that AR could play a similar role to mobile across sectors as well as a host of uses nobody has thought of yet. He foresees uses in e-commerce, voice calls, web browsing, film and TV streaming, enterprise apps, advertising, consumer apps, games, and theme park rides.
“There could be meaningful enterprise VR revenues, but we think that AR could take more of that market,” Merel said. “We think AR’s addressable market is similar to the smartphone/tablet market. So AR could have hundreds of millions of users, with hardware price points similar to smartphones and tablets. This could drive large hardware revenues for device makers.”
「企業向けVRでは相当の収入が得られますが、ARから得られるのはそれ以上だと思っています」とした上で、「ARが対処できる市場はスマートフォン・タブレット市場に近いと考えます。ARには何億ものユーザがおり、ハードウェアの価格はスマートフォンやタブレットのようになります。これにより、デバイス市場でハードウェア収入がもたらされるのです」と、Merel氏は述べた
「VR(バーチャルリアリティ)企業の重要な収入源は存在しえようが、我々はARこそがその市場においてより大きな収益を得ることが可能性があると考えている」とMerel氏は語った。「ARの関連しうる市場はスマートフォンやタブレットの市場に似ていると我々は考えている。したがって、ARはハードウェアの値段をスマートフォンやタブレットと同じような値にして、数十億のユーザを持ちえるのである。これはデバイス市場に莫大なハードウェアの収益をもたらしうることとなる」。
Merel said both technical and social issues (privacy) still have to be worked out.
As for the companies leading the charge, Merel said “Facebook placed an early bet on Oculus, which might win VR but not address the larger AR market. Google learned from Glass, and had the foresight to invest in Magic Leap. HoloLens could allow Microsoft to regain the glory it lost to Apple in the last decade. And Apple? We would love to see an augmented ‘One more thing … .'”
先頭をゆく企業についてMerel氏は、「Facebookは早い段階でOculusに投資したことでVRでは勝利を収めるでしょうが、 大きな意味でのAR市場の問題に応えることはできないでしょう。GoogleはGlassから学び、賢明にもMagic Leapに投資しました。 HoloLensのおかげでMicrosoftはこの十数年間でAppleによって失われた栄光を取り戻すことができるでしょう。ではAppleはどうか? 拡張された「もう1つのもの」を早く見たいものです」と述べた。
負担を牽引する会社は、「FacebookはOculusに初期から賭け金を出しており、VR(バーチャルリアリティ)では勝利を得るかもしれないが、AR(アーギュメントリアリティ)市場にはそこまで大きくかかわってはいない。GoogleはGoogle Glassから学び、Magic Leapへ投資するという洞察を得た。HoloLensはMicrosoftがこの10年、Appleに負けて失った栄光を取り戻させうるかもしれない。そしてAppleは?我々は「One more thing・・・」(ジョブズの発表会でのお決まりの文句)と宣言されるのを見てみたいんだ」とMerel氏は語った。
失礼しました。Google ではなく、ゴーグルでした。
Tim Merel氏 以下を訂正します。
仮想情報をメガネに重ねることで現実世界を新たな方法で見る事ができるARは、ゴーグルでユーザを仮想世界に熱中させ、またその市場規模は、VRの4倍の1200億米ドルに達すると見ている。