6 civic-minded startups from Pakistan’s i2i Accelerator are looking to solve real problems
Pakistani startup incubator Invest2Innovate – also known as the i2i Accelerator – graduated its second ever batch earlier this month. As with its first batch in early 2013, the newest incubatees are a nice group of civic-minded startups that are tackling serious local issues in realistic ways.
Most of the six startup graduates are still not fully formed, and half of them are currently making do with Facebook brand pages before they launch properly.
パキスタンのスタートアップインキュベーターであるInvest2Innovate(i2iアクセレレーターとしても知られている)は、今月初め、2群目の卒業企業を送り出した。 2013年初めの第一期と同様、新しくインキュベートした企業は市民の心を持ったスタートアップの素晴らしいグループであり、現実的な方法で現地の深刻な問題に取り組んでいる。
今回卒業した6社のスタートアップ企業のほとんどはまだ十分形をなしておらず、その半数は現在、正式なローンチ前にFacebookブランドページに取り掛かっているところである。
パキスタンのスタートアップインキュベーター、Invest2Innovate (別名i2i Accelerator)は今月上旬に第二期を世に送り出した。2013年初頭の第一期と同様、今回の期も地域の抱える問題に正面から取り組む姿勢の市民思考のスタートアップのグループである。
6つのスタートアップのうちほとんどは未だ完全な体制が整ってはおらず、半数は正式なローンチの前段階としてFacebookのブランドページで現状を間に合わせている。
Kalsoom Lakhani, the founder and CEO of i2i, says that investors were checking out the group at the Karachi-based demo day earlier this month, and she’s hoping to see positive follow-ups for the young teams in months to come.
Here’s a summary of the six:
1. OddJobber
OddJobber, made by a startup called IdeaCentricity, sees itself as a service platform that taps into the skill-sets of low-income workers. It aims to create a marketplace for laborers with a variety of practical skills, sort of like the numerous marketplaces there are out there for crowdsourcing web design work from global freelancers. But IdeaCentricity will be more local.
OddJobber covers everything from rickshaw drivers to hawkers to domestic workers. It’s running as a pilot in Lahore where you can book a rickshaw online or SMS “ric pickup” and a destination address to 8001. (Update: Corrected that the service has launched; added link).
IdeaCentricityというスタートアップが生み出したOddjobberは、低所得労働者のスキルセットを利用するサービスプラットフォームと自認している。
このアプリは、多種多様なスキルを持った労働者のための市場を創出することを狙っている。これは、ちょうど、世界中のフリーランスワーカーがウェブデザイン業務をクラウドソーシングする市場が多数存在しているのに似ているが、より、現地に根ざしたものになる。
OddJobberは、人力車の車夫から、行商人、はたまたメイドまでを網羅しており、ラホールでは、オンラインもしくは、「rick pickup」というSNSの宛先アドレス8001から人力車を予約できるという試験運用を実施している。
IdeaCentricityより創出されたOddJobberは低所得労働者のスキルセットに踏み込んだサービスのプラットフォームだと自ら定義づけている。グローバルなフリーランスのためのクラウドソーシングのウェブデザインといったような様々な市場を労働者達のために作り出すことを目指しているが、IdeaCentricityの方向性はもう少しローカル寄りである。
OddJobberのサービス範囲は人力タクシーのドライバーから鷹匠、専業主婦まであらゆる人々である。現在Lahoreにおいて人力タクシーの予約をオンラインや8001宛にSMSで「人力タクシー 迎車」+目的地で行うという試みを行っている。(更新:サービスがローンチしたため内容を改訂。リンクを追加)
2. 3Restart
3Restart is working on gamifying early childhood education. The startup crew is working on memory retention in the learning process and plans to have a product ready in the next few months. The educational game, we’re told, will also provide progress reports to parents. (Update: Added in details about the upcoming product).
3. The Reading Room Project
With 25 million children in Pakistan denied the right to an education, and 65 percent of children aged five to 16 unable to read a simple story, the Reading Room Project (RRP) is keen to give low-income Pakistani schoolchildren access to learning resources – and to do so in a supportive environment.
It’s not limited to books, either. In a pilot project, RRP has already partnered with a school in Karachi to formulate a a computer studies program for the kids, many of who, had never accessed a computer before.
2,500万人のパキスタンの子どもたちが教育を受ける権利を奪われていること、そして5歳から16歳の子どもたちの65%が簡単な物語すら読めない状況を受けて、the Reading Room Project (RRP)は自信をもってパキスタンの 低収入家庭の学齢期の子どもに学習教材のアクセスを提供していける。そして、支援環境のあるところにも提供する。
また、これは本に限った事ではない。パイロットプロジェクトでは、RRPは既にKarachiの学校と協定して子ども用のコンピューター学習プログラムを構成している。その子どもの多くは、それ以前にコンピューターに全く触ったことの無い子たちだ。
パキスタンの250万人の子供達は教育を受ける権利を阻害され、5歳から16歳までのうち65%の子供達においては簡単な物語を読むことすらできない。The Reading Room Project (RRP)はパキスタンにおける低所得層の児童に向けた教材の提供と、そのために必要な環境の整備を目標とする。
このプロジェクトの対象は書籍のみに限らず、実際にテストプロジェクトではKarachiの提携学校において多くの児童がコンピュータに触れた事がなかった中、コンピュータの学習プログラムを提供する試みを行った。
4. Raise D’Bar
This is the tastiest of the batch. Raise D’Bar has cooked up an organic energy bar made with fair-trade ingredients sourced from farmers in the Gilgit-Baltistan region of Pakistan. They have two flavors lined up right now – mulberry blackcurrant and walnut; strawberry apricot and almond – and are working on getting feedback about the product and brand at the moment.
Once ready to launch, Raise D’Bar will market the bars as a high-end product to health conscious urbanites.
The team plans to educate their fair-trade farmers about the market, so that they can grow in line with Raise D’Bar. Plus the brand will engage with NGOs and microfinancing companies on behalf of its farmers.
今回ご紹介する中で一番美味しいものだ。Raise D’Barは、パキスタンのGilgit-Baltistan地方の農家産のフェアトレード原料を使った、オーガニックエネルギーバーを製造している。現在は、桑の実、カシスとクルミ味と、イチゴ、アプリコットとアーモンド味の2種類が用意されており、現在は製品とブランドに対する意見を聞くことに取り組んでいる。
ローンチの準備が整い次第、Raise D’Barは、このバーを健康志向の強い都会っ子向けの高級品として売り出す意向だ。
チームは、契約フェアトレード農家がRaise D’Barに合ったものを栽培できるよう、彼らに市場について啓蒙していく予定だ。さらに、このブランドは、契約農家の代理として、NGOおよびマイクロファイナンス会社と協働していく予定である。
第二期の中でも食欲をそそるプロジェクトである。Raise D'BarはパキスタンのGilgit-Baltistan地方の農場よりフェアトレードで調達した原材料を使用したオーガニックのエナジーバーを製造した。マルベリー+黒スグリ+クルミフレーバーとストロベリー+アプリコット+アーモンドフレーバーの二種展開がされており、現段階では製品とブランドに対するフィードバックを集めているところである。
ローンチの準備ができ次第、Raise D'Barはヘルシー、高級嗜好の都市生活者に向けたハイエンドプロダクトとしての製品展開を目指している。
チームはフェアトレード先の農家についてもマーケットに関する教育機会を儲け、Raise D'Barと共に成長していけるよう計画している。また農家のためにでNGOや小規模金融機関と提携する予定である。
5. Asli Goli
This aims to combat the deadly problem of counterfeit medical drugs. With as much as 50 percent of pharmaceutical products in Pakistan either counterfeits or of unacceptable quality, Asli Goli will make it possible to check authentic drug products via SMS.
It will be done via scratch labels with unique serial numbers provided to participating pharmacies. There will be costs to the retailers – but not consumers – and pilot projects are planned on some best-selling drugs in Karachi, Lahore and Faisalabad.
The target is to get the rate of counterfeit products down to 35 to 30 percent within 2 years.
この企業は、偽の医療薬というひどい問題に挑むことを目標としている。パキスタンの医薬製品の50%ほどが偽物もしくは許容できない品質のものであるため、Asli Goliは SMSを介して本物の医薬品であるかどうかを確認できる。
参加している薬局に提供される特定のシリアル番号のついたスクラッチラベルによって確認がなされる。店舗に課金されるが消費者にはお金がかからない。パイロット実験はKarachi、Lahore、Faisalabadで販売が好調な薬局数店舗で予定されている。
目標は2年以内に偽の医薬品割合を35~30%に引き下げることである。
偽装薬品による致死問題を解決することを目指したスタートアップである。パキスタン国内で実に50%もの医薬品は未認可か基準不足の品質であり、Asli GoliはSMSを通して本格的に医薬品のチェックができる体制を提供する。
この方法は参入薬局の固定シリアルナンバーの入ったスクラッチラベルを利用することで実現される。小売業者が資金負担をするため消費者の負担はなく、Karachi、Lahore、Faisalabadでの大手ドラッグストアでのテストプロジェクトが予定されている。
2年以内に、50%だった偽装医薬品を35%か30%までに縮小させることが当面の目標である。
6. Amal Academy
Here’s another one engaged in education. Amal Academy is a non-for-profit professional skills academy that will focus on helping the disadvantaged find quality jobs – or eventually start their own businesses.
After running pilot projects in Lahore and Karachi – as well as in Mumbai and New Delhi over in India – the startup received $125,000 in funding from Stanford GSB’s Social Innovation Fellowship.
もう一団体、教育関連のグループである。Amal Academyは障がい者が能力を活かせる職へ就労したり、自ら起業するための技能を身につけるための専門教育を受けられる非営利機関である。
LahoreおよびKarachiにおけるテストプロジェクト(なおインド国内においてはMumbaiとNew Delhiでも行った)終了後、Stanford GSB Social Innovation Fellowshipにより125,000米ドルの出資を受けた。
更新情報が抜けていました。申し訳ありません。(更新情報: サービスがローンチ済みと訂正。リンク追加済み)