Why the Mobile Messaging War Will Be Even More Intense in 2013
There are so many mobile messaging apps coming out of Asia – KakaoTalk, WeChat, Comm, GREE Messenger, Line, Cubie, and the list goes on. It’s getting pretty crowded. But I expect more local mobile chat apps to be launched this year because the space still offers a lot of opportunities, typically in gaming and in the vertical chat app space.
アジア発のモバイルメッセージアプリはたくさんある。Kakao Talk、WeChat、Comm、GREE Messanger、Line、Cubie等など、リストはさらに続く。業界はかなり混み合ってきている。だが、今年は現地密着型のモバイルチャットアプリがさらにローンチされるのではないかと思っている。なぜなら、同業界にはまだたくさんのチャンスがあるからだ — 特に、ゲームやバーティカルのチャットアプリにおいては。
アジアではKakaoTalk、WeChat、Comm、GREE Messenger、Line、Cubieなど、たくさんのモバイルチャットアプリが登場している。他にもたくさんのアプリがこのリスト上には並んでおり、この業界内はかなり窮屈な状況だ。けれども、よりローカルに限定されたモバイルチャットアプリが今年、リリースされることを筆者は予想している。なぜなら、一般的に言ってゲームやターゲットを絞ったチャットアプリではまだ多くのチャンスが残っているからだ。
Newcomers will find it harder to stand out, and big players will begin to monetize their platforms. While many folks think chat apps as just for… well… chatting, I see them more like social networks — but without the noisy news feed or stream. It’s much more engaged and intimate because the people who you send messages to are the people who you really give a shit about, right?
Games work well on mobile messaging apps because people want to play with friends they actually know, not someone they met just once or twice. That is also why DeNA and GREE are scrambling to build their own mobile messaging apps, pouring on resources despite being relatively late entrants to this market.
And it might not be just games which will thrive within the mobile messaging app platform. Other verticals like mobile commerce could also work well with high user stickiness. Let me elaborate a little bit on this:
そして、モバイルメッセージアプリのプラットフォームで上手く行くのはゲームだけではないかもしれない。モバイルコマースなどのその他の分野でも、ユーザの滞留率が高ければ、うまくいくかもしれない。この点について、もう少し説明しよう。
そしてモバイルチャットアプリのプラットフォームにおいて繁栄するのは単なるゲームではないのかもしれない。モバイルコマースのような他の分野においても、ユーザーの定着率を向上させる上で役に立つはずだ。次のことについて、少しだけ詳細に述べさせてほしい。
1. Market grab
WeChat dominates China. KakaoTalk dominates Korea. Line dominates Japan and is looking to snag a slice of China. It’s like a war out there now.
The rest of Asia is pretty much up for grabs. We are seeing a concentration of fighting going on in Indonesia where chat apps are working with local mobile carriers and partners and setting up bases across Southeast Asia. Tencent has been quiet about its movements but we know it is moving full steam ahead in Indonesia and Thailand. The market grab is for real but it isn’t quite in the media limelight just yet.
WeChatは中国市場、Kakao Talkは韓国市場を独占している。そして、Lineは日本市場を独占し、中国市場のシェアを少しでも掴もうと取り組んでいる。今、同業界はまるで戦争状態だ。
アジアの残りの地域では、シェアを勝ち取る余裕はまだある。インドネシアでは競争が集中しつつあり、チャットアプリサービスは現地のモバイル通信業者やパートナーと提携し、東南アジア全域での拠点を築こうとしている。Tencentはこの動向を静観しているが、同社はインドネシアとタイ市場にむけて全力で取り組もうとしている。市場確保の競争は現実に起こっているのだが、メディアにはまだあまり取り上げられていない。
WeChatは中国を支配する。一方、KakaoTalkは韓国で優位に立つ。Lineは日本を押さえて、中国に触手を伸ばそうとしている。まるで戦争が起きているかのようだ。
アジアの残りの地域に関しては、掌握できる可能性が多いに残っている。我々はインドネシアにおいて、いくつかのチャットアプリが地方のモバイル通信事業者やパートナーと提携、東南アジアじゅうに拠点を設置しようとしており、多くの競争が発生しているのを見ている。これまでTencent(騰訊)はそのような動きについて沈黙していたが、現在、同社がインドネシアとタイにおいて全力で活動していることを我々は知っている。マーケット獲得を巡る争いは実際に起きているが、まだメディアの注目の的となっていないだけなのだ。
2. Mobile gaming platform
KakaoTalk and Line have proven that games make money on mobile messaging apps. So suddenly, everyone else wants to jump in. I have people asking me why Tencent hasn’t made a move into games for WeChat. Well, we asked the folks from Tencent but they declined to comment. My take is that Tencent is more focused on grabbing users than monetizing WeChat. Seriously, they don’t have to do anything else just yet. Tencent is rich. And if they decide to go into games, they certainly can. Tencent is strong in games anyway.
Kakao TalkとLineは、ゲームがモバイルメッセージアプリに収益をもたらすことを証明した。それで、突然、誰もがそれに飛びつこうとしている。私は、TencentがなぜWeChatでゲームを提供しないのかと尋ねられることがある。それで、Tencentの人に聞いてみたが、コメントを拒否された。私が思うに、TencentはWeChatのマネタイズよりもユーザの獲得に注力しているのだと思う。冗談ではなく本当に、Tencentはまだユーザ獲得以外に何もする必要がない。同社にはお金がある。それに、もし同社がゲームサービスを提供しようと決めれば、それをするだけの能力が同社にはある。Tencentはゲーム分野に強いのだから。
KakaoTalkとLineはゲームがモバイルチャットアプリに利益をもたらすことを証明した。そのため、突如として他社もそこへと飛び込もうとしている。筆者はよく他の人々から、TencentがなぜWeChatを利用してゲーム事業に参入しようとしないのかと尋ねられる。そこで、我々はTencentの関係者に尋ねてはみたのだが、コメントは拒否されてしまった。筆者の考えでは、WeChatでのマネタイズよりもユーザーを獲得することにTencentはより精力を傾けているのだと思う。まじめな話、彼らはまだ他に何もしなくてもよいのである。Tencentは金持ちだ。そしてもしゲームに参入すると決めるなら、そうすることは確かにできる。Tencentはとにかくゲーム分野に強い。
While the idea of a mobile messaging app as a game platform is fresh now, it may turn stale as more mobile messaging apps start hopping onto the bandwagon. Eventually, developers will become confused about who to build games for, and the one that offers the best revenue share ratio and an easy plug-and-play solution to host games would be the winner.
3. Vertical chat apps
Today, we have general social networks like Facebook and Twitter. If you want something more private with your family and friends, then go for Path. There are also general e-commerce sites like Amazon and Tmall and vertical commerce sites like Mbaobao and Lamiu. The point is, I believe the trend is the same for mobile messaging apps. In fact, it has already happened in a way. There are specialized chat apps for couples (Between, Lovebyte), ladies (Cubie), and for hook ups (Momo). There will probably be more specialized mobile chat apps in 2013. I also believe there will also be chat apps serving local markets in their own local languages too.
現在、世の中にはFacebookやTwitterのような一般的なソーシャルネットワークサービスがある。家族や友達と、もっとプライベートなサービスを望む人にはPathというサービスもある。また、AmazonやTmallなどの総合的なeコマースサイトや、MbaobaoやLamiuなど専門アイテムを扱うコマースサイトもある。何が言いたいかというと、このトレンドはモバイルメッセージアプリでも同じだと私は思っている。実は、ある意味ではそのトレンドはもう起こっている。カップル専用のアプリ(Between、Lovebyte)、女性専用アプリ(Cubie)、そして出会い系アプリ(Momo)などがすでに存在しているからだ。そして、2013年にはターゲットを絞った専用のモバイルチャットアプリがもっとローンチされるだろう。さらには、母国語で利用できる現地密着型のチャットアプリもローンチされると思う。
今日、我々は総合的なソーシャルネットワークを持っている。つまり、FacebookやTwitterのようなサービスだ。もし、家族や友人たちとのもっとプライベートな交流を望むならば、Pathを利用すればよい。また、AmazonやTmall(天猫)のような総合的なECサイトがあり、一方でMbaobao(麦包包)とLamiuのようなバーティカルECサイトがある。要するに、このトレンドはモバイルチャットアプリについても同じだ、と筆者は考えている。実際のところ、すでにある意味ではその傾向が見られる。カップル向け(Between、Lovebyte)、女性向け(Cubie)、そして出会いを探すため(Momo)のアプリなど、分野を絞ったチャットアプリが存在するのだ。2013年にはおそらく、より専門的なモバイルチャットアプリが登場することだろう。筆者はさらに、ローカル市場向けとして現地の言語に対応したチャットアプリも登場すると考えている。
Admittedly that’s a lot of guesswork, but it’s just because I’m excited how this race will pan out. Whether you’re an investor or entrepreneur, watch this space closely as it may bring some very unexpected opportunities in 2013.