【編集済】【プロジェクト】日本発!民間から宇宙へ。月面に夢を打ち上げるプロジェクト
インターネットサービスを作ってイノベーションを起こし、大きな成功をおさめたシリコンバレーのセレブ達。セレブたちの多くが次にイノベーションを起こそうとして、力を入れる分野がある。
それはインターネット業界ではなく、スマートフォンなどでも、エネルギー業界でもない。それは私たちの頭上遥か100km上空の「宇宙」を舞台にしたものである。
The celebrities of silicon valley. They started up some internet services and created innovations, and spectacularly succeeded. There is a field in which these celebrities are investing, for the next innovation they plan.
It is not the internet industry. Nor is it smartphones nor energy. It sets as its stage the outer space, a hundred kilometers above our heads.
Here, the many celebrities who have taken innovations in web business in Silicon Valley, are putting a great effort on one industry.
It is on "the Universe" far above by 100km of human, not on Internet, Smartphones nor Energy.
たとえば、テスラモーターズのCEOでもあり、PayPalの前進であるX.comを立ち上げたイーロン・マスクは、今から10年前の2002年に、宇宙輸送を実現する米民間宇宙開発ベンチャーのスペースX社を起業した。
スペースXは2012年5月22日に無人宇宙船「ドラゴン」を搭載したロケット「ファルコン9」を打ち上げ、民間の宇宙船としては初めて国際宇宙ステーション(ISS)とのドッキングに成功した。
On the 22nd of May, 2012, SpaceX launched Falcon 9, a rocket that carried the Dragon, an unmanned spacecraft. Dragon became the first commercial spacecraft to dock with the International Space Station (ISS).
It had launched "Falcon 9" loading "Dragon", a crewless spacecraft, which had successfully docked with ISS (International Space Station) as a private spacecraft, on 22nd May, 2012.
民間による宇宙事業の始まりを告げる出来事である。さらに10月8日、ドラゴンは再度物資をISSに届けるために発射された。アメリカ航空宇宙局(NASA)は、スペースX社と総額16億(約1256億円)で12回の打ち上げを契約しており、これはその1回目。
民間発の宇宙開発でも、莫大な費用がかかる。それを促進・援助する財団も存在する。ピーター・ディアマンディスが設立した『X Prize Foundation』がその代表だ。X Prize FoundationにはGoogleを立ち上げたラリー・ページ、セルゲイ・ブリン、マイクロソフトのビル・ゲイツのビル&メリンダ財団、Amazon.comのジェフ・ベゾス、ヴァージンのリチャード・ブランソンなど、インターネットビジネスの”成功者”が数多く関わっている。
そのX Prize Foundationが運営し、Googleがスポンサーとなっているコンテストが、『Google Lunar X Prize』である。
Google Lunar X Prizeは、2007年に開始された「民間が開発した無人探査機で月面を探査し、規定の条件をクリアしたチームに賞金が与えられる」という宇宙開発コンテストである。最高賞金として2000万ドル、期限は2015年12月31日だ。コンテストには、優勝候補のNASAと技術開発契約を結んでいるAstrobotic等、世界各地の国籍から25チームが参加しており、日本からも参加しているチームがある。
チーム名は『White Label Space』。『White Label Space』は月面ローバー(探査車)を日本の民間組織において独自に開発している。
White Label Space(WLSJ)はクラウドファンディングサービス、Campfireにおいてプロジェクトを開始した。理由は先にも述べたように、宇宙開発には莫大な費用がかかるためだ。Google Lunar X Prizeで優勝できれば、約16億円もの賞金が手に入るが、ローバーの開発やそれを月へ送るロケットの打ち上げには費用がかかる。
打ち上げるロケットの重量が大きくなると、それに伴い費用も上がってしまう。現在、White Label Space(WLSJ)のチームは、ローバーの小型化を目指して開発を進めている。今回Campfireで資金調達を行うにあたって目標とした金額の200万円は、小型ローバーのプロトタイプの製作費および一部の実験費に充てられる。
日本唯一の月面探査のチャレンジャーに夢を乗せて、そして日本人に夢を与えるために、皆さんに是非このプロジェクトを応援していただきたい。
プロジェクトはコチラ↓
GoogleLunarX-Prizeに日本唯一の参戦!月面探査ローバーを開発。
http://camp-fire.jp/projects/view/448
The detail of the project is as follows.
The only challenger from Japan for Google Lunar X Prize, developing a moon probe!
http://camp-fire.jp/projects/view/448
The details of the project can be seen in the link below.
The only Japanese participant of the Google Lunar X Prize! Developing a lunar exploration rover.
http://camp-fire.jp/projects/view/448
すみませんが、最後の行を訂正します " as a first private spacecraft" と読んでください。