A few years ago I used to be a hothead. Whenever anyone said anything, I’d think of a way to disagree. I’d push back hard if something didn’t fit my world-view.
It’s like I had to be first with an opinion – as if being first meant something. But what it really meant was that I wasn’t thinking hard enough about the problem. The faster you react, the less you think. Not always, but often.
It’s easy to talk about knee jerk reactions as if they are things that only other people have. You have them too. If your neighbor isn’t immune, neither are you.
なんでも、一番に意見を言わないといけないと思っていたかのようだ。まるで、一番だということが何か意味があるかのように。しかし、本当のところ、私は、問題について十分に深く考えていなかったのだ。反応が速ければ速いほど、考えは浅いものだ。絶対にそうだとは言わないが、そうであることが多い。
他人だけが持つ特徴のように、反射的な反応について語るのは簡単だ。でも、あなた自身もそういうところがある。あなたの隣人がその傾向があるならば、あなたも同じだ。
自分が一番先に、意見を持ちたいと思っていたのです。一番でいることに、意味があるかのように思っていました。でも実際のところ、わたしは問題についてしっかりと考えていなかったのです。素早く反応するほど、考えられなくなるのです。必ずそうなるわけではないけれど、大概の場合がそうです。
自分だけは、お決まりの行動を取ったりしていない、などと語ることは簡単です。実は自分だって、それを免れることはできません。他の誰かが避けられないのであれば、あなただって避けられないのです。
This came to a head back in 2007. I was speaking at the Business Innovation Factory conference in Providence, RI. So was Richard Saul Wurman. After my talk Richard came up to introduce himself and compliment my talk. That was very generous of him. He certainly didn’t have to do that.
And what did I do? I pushed back at him about the talk he gave. While he was making his points on stage, I was taking an inventory of the things I didn’t agree with. And when presented with an opportunity to speak with him, I quickly pushed back at some of his ideas. I must have seemed like such an asshole.
それで、私はどうしたか?私は彼のスピーチをこき下ろしたのだ。壇上で彼が何か主張すると、私は、自分が同意できない点を述べたのだ。彼と話をする機会があれば、私はすぐに彼の考えをこき下ろした。周りからは、どんでもないくそったれに見えたに違いない。
そして、私は何をしただろう?私は彼のスピーチに異論をつきつけた。彼がステージで主張を通している一方で、私は彼に賛同しないポイントの一覧を作っていた。そして、彼と話をする機会が与えられると、すぐに彼の意見に反論してみせたのだ。最低なやつに見えていたに違いない。
His response changed my life. It was a simple thing. He said “Man, give it five minutes.” I asked him what he meant by that? He said, it’s fine to disagree, it’s fine to push back, it’s great to have strong opinions and beliefs, but give my ideas some time to set in before you’re sure you want to argue against them. “Five minutes” represented “think”, not react. He was totally right. I came into the discussion looking to prove something, not learn something.
This was a big moment for me.
これは私にとって大事な瞬間だった。
これは、私にとって大き意味を持つ瞬間だった。
Richard has spent his career thinking about these problems. He’s given it 30 years. And I gave it just a few minutes. Now, certainly he can be wrong and I could be right, but it’s better to think deeply about something first before being so certain you’re right.
There’s also a difference between asking questions and pushing back. Pushing back means you already think you know. Asking questions means you want to know. Ask more questions.
Learning to think first rather than react quick is a life long pursuit. It’s tough. I still get hot sometimes when I shouldn’t. But I’m really enjoying all the benefits of getting better.
また、質問をすることと、意見を退けることは違う。意見を退ける場合、あなたは既に自分は分かっていると思っているのだ。何か質問をする場合は、あなたは知りたいと思っている。もっと質問をすればいい。
すぐに反応をする前にまず考えるということを学ぶのは、人生をかけての長い探究だ。なかなか骨の折れる作業だ。今でも、そうすべきではないのに、時に熱くなってしまう。けれど、だんだんうまくやれるようになる、という特典を本当に楽しんでいる。
質問するということと、反発するということは違います。反発するということは、あなたは自分が知っていると思ってしまっていることを意味します。質問するということは、あなたはそれを知りたがっているということです。もっと質問をしてください。
行動する前にまず考えるということを身につける、これは一生涯の課題になるでしょう。大変な作業です。私もいまだに、そうすべきではない場面で興奮したりしてしまいます。しかし私は、自分がより良い自分になることで得られるメリットを喜んでいます。
質問することと、意見を押しのけることには違いがある。押しのけるということは、もうそのことについて自分が知っているということだ。質問するのは、自分がそれについて知りたいからだ。もっと質問をしよう。
素早く応える前にまず考える、ということを学ぶには人生を要する。すごく難しい。今でも短気になってしまうことがある。それでもわたしはより良くなっていくことで得られる恩恵を、しっかりと享受するようになったのだ。
If you aren’t sure why this is important, think about this quote from Jonathan Ive regarding Steve Jobs’ reverence for ideas:
And just as Steve loved ideas, and loved making stuff, he treated the process of creativity with a rare and a wonderful reverence. You see, I think he better than anyone understood that while ideas ultimately can be so powerful, they begin as fragile, barely formed thoughts, so easily missed, so easily compromised, so easily just squished.
That’s deep. Ideas are fragile. They often start powerless. They’re barely there, so easy to ignore or skip or miss.
There are two things in this world that take no skill: 1. Spending other people’s money and 2. Dismissing an idea.
スティーヴがアイデアを愛し、物を創造するのを愛したように、彼は創造するプロセスを稀な素晴らしい畏敬の念を持って扱った。彼は他の誰よりも、アイデアが最後はパワーを持つ一方で、最初は脆弱で、考えとも言えないほどまとまっておらず、見失いやすく、傷付きやすく、つぶれやすい事を知っていた。
深い話だ。アイデアは脆弱である。しばしば何の力も持たず始まる。かろうじてそこに存在し、無視され、スキップされ見失いやすいものだ。
世の中にはスキルを必要としない事が2つある: 1.他人の金を使う事 と 2.アイデアを却下する事。
アイディアとモノづくりを愛すると同時に、スティーブは創造の過程を特別で素晴らしいものとして尊重していた。つまり彼は誰よりもわかっていたんだ、アイディアは最終的にはとても強い影響力を持つが、始まりは不安定なものにすぎなかったと。なんとか形作られた思考にすぎず、簡単に損なわれ、すぐに信用できなくなり、ただ押しつぶされてしまうものであると。
深い話だ。アイディアは不安定なのだ。始めはなんの力も持っていない。ただそこにあるだけ、すぐに無視され忘れられてしまう。
この世の中には、スキル抜きでできることが2つある。1つめは、他の誰かの金を使うこと。2つめは、アイディアを棄却すること。
Dismissing an idea is so easy because it doesn’t involve any work. You can scoff at it. You can ignore it. You can puff some smoke at it. That’s easy. The hard thing to do is protect it, think about it, let it marinate, explore it, riff on it, and try it. The right idea could start out life as the wrong idea.
So next time you hear something, or someone, talk about an idea, pitch an idea, or suggest an idea, give it five minutes. Think about it a little bit before pushing back, before saying it’s too hard or it’s too much work. Those things may be true, but there may be another truth in there too: It may be worth it.
だかれ、今度は何かか誰かに聞いたら、アイデアを話してみて、ひねりだしてみて、提案してみよう。5分使ってみよう。押し戻す前に、難しすぎるとか、作業が大変すぎるとか言う前に少しは考えてみよう。否定的な考えがもしかしたら事実かもしれないが、他の何か真実がそこにあるかもしれない。価値があるかもしれないんだ。
だから、次、何かがまたは誰かが、意見を話したり、意見を投げたり、意見を提案したりするのを聞いたら、5分与えてほしい。突き返す前に、または、それはちょっと厳しいよ、とか面倒すぎるだとか言う前に、少し考えてみてほしい。確かにそうかもしれないが、他の真実もそこにはあるかもしれないから。そして、その価値があるかもしれないから。
だから次に誰かの話を聞くことがあれば、5分間はアイディアについて話し、アイディアを投げかけ、提案してみよう。押しのけてしまう前に、もう少し考えてみるのだ。難しすぎるとか、仕事量が多すぎるとか言う前に。たしかにその通りかもしれないが、そこにはまた別の面が隠れているかもしれない。話す価値はあるのだ。
申し訳ありません。訂正します。以下訂正版全文です。
**************************
彼の返答が私の人生を変えました。それはシンプルなものでした。「まぁ。五分待ってみて下さい。」私は彼にどういうことか尋ねました。すると彼は言いました。「同意して頂けないのはかまいませんし、意見を押し返すのも結構です。しかし、私の考えにも5分だけ時間をあげて下さい。あなたがそれらに反論しようと決める前にです。」「5分」というのは、反応するのではなく「考える」ことを表します。彼は全く正しかったのです。私は何かを証明しようとするために議論に入ったのであり、何かを学ぼうと議論に参加していなかったのです。
これは私にとって決定的瞬間でした。
度々申し訳ありません。訂正します。以下訂正版全文です。
**************************
彼の返答が私の人生を変えました。それはシンプルなものでした。「まぁ、五分待ってみて下さい。」私は彼にどういうことか尋ねました。すると彼は言いました。「同意して頂けないのはかまいませんし、意見を押し返すのも結構です。しかし、私の考えにも5分だけ時間をあげて下さい。強い意見や信念を持つことは素晴らしいことですが、私の意見にに反論しようと決める前に、私の考えにも少し時間を下さい。」「5分」というのは、反応するのではなく「考える」ことを表します。彼は全く正しかったのです。私は何かを証明しようとするために議論に入ったのであり、何かを学ぼうと議論に参加していなかったのです。
これは私にとって決定的瞬間でした。