The biggest Philippine tech and startup stories in 2014
Before we turn the page to 2015, let’s take a refresher on much talked about events this year.
From the Uber saga to a homegrown tech leader’s market debut and major movements in e-commerce, here are the biggest stories in the Philippine tech and startup scenes in 2014.
7. CashCashPinoy controversy
This story stirred up a hornet’s nest. In November, Tech in Asia released an exclusive report about mounting complaints against daily deals site CashCashPinoy over the alleged sale of counterfeit luxury goods. The report also discussed supposed actions taken by financial institutions to suspend transactions originating from the site. CashCashPinoy maintained accusations were “unfounded.” With insights from industry and banking sources, as well as the government, Tech in Asia highlighted in its report how counterfeit goods are endemic in the ecommerce industry. It also helped raise awareness on the need to improve protection of online consumers.
この話題は大騒ぎを引き起こした。11月、Tech in Asiaは、デイリーディールサイトのCashCashPinoyが高級品の偽商品の販売をしているとする多くの苦情に関する特別リポートをリリースした。このリポートでは、複数の金融機関が同サイトが行う決済処理を停止するとの措置についても言及している。
CashCashPinoyはこの申し立ては「事実無根」としている。同業界、金融機関、および政府の内部情報をもとに、eコマース市場では偽商品が風土病と成り得るとTech in Asiaはリポート内で強調している。また、オンラインの消費者保護のあり方を改善する必要性も促した。
ハチの巣をかき回したような話だった。11月、Tech in Asiaは、ディリーディールサイトCashCashPinoyに対しての苦情が増えているとスクープした。偽造された高級品が売られているという苦情についてだ。その記事では、金融機関がこのサイトに起因する取引を一時停止するべく行動を起こしたようだ、とも伝えられた。CashCashPinoyは、これを根拠がない非難だと主張した。Tech in Asiaはその記事で、政府に加え、業界や銀行筋の情報から得た見解として、偽造品の問題がいかにeコマース業界特有のものであるかを強調した。また、このことは、オンライン取引における消費者保護について、状況改善の必要があるとの認識を高めることにもなった。
6. PLDT’s Rocket Internet stake
Philippine Long Distance Telephone Company (PLDT), one of the leading telecom operators in the Philippines, shelled out in August US$445 million for a 10 percent stake in Berlin-based Rocket Internet. The transaction marked the start of a strategic partnership between the two to “jointly develop mobile and online payment technologies and services” for the “unbanked, uncarded, and unconnected” population in emerging markets.
フィリピン長距離電話会社(Philippine Long Distance Telephone Company (PLDT))はフィリピンの大手テレコム事業者の1社である。同社は8月、4億4500万米ドルを投資してベルリンを拠点とするRocket Internetの株式を10%取得した。この取引は、新興市場で「銀行取引をしていない、カードを所有していない、ネットワークに接続されていない」人向けに「モバイルとオンラインの決済テクノロジーとサービスを共同で開発していく」という両社の戦略的提携の始まりとなった。
フィリピンの有力な通信会社のひとつである「フィリピン長距離電話会社(PLDT: Philippine Long Distance Telephone Company)」は8月、ベルリンに拠点を置くRocket Internetの株式の10パーセントに、4億4,500万米ドルを投じた。この取引は両社の戦略的なパートナーシップの始まりとなった。両社は、銀行を利用せず、カードも持たず、ネットワークにもつながっていない新興市場の人々のために「モバイル及びオンラインでの支払い技術やサービスを共同開発する」としたのだ。
This partnership particularly targets Rocket Internet’s ecommerce operations under brands such as Zalora and Lazada in Southeast Asia. In December, we saw the first product of this joint effort: MePay. PLDT unit Smart launched the payment platform for secure and convenient shopping from Zalora’s site without a credit card. Consumers only need to provide their mobile phone numbers upon signup, and they’re all good to go.
5. PLDT freebie
Free internet, anyone? In September, PLDT provided free internet access to prepaid subscribers of its mobile brands Smart, Talk ’N Text, and Sun Cellular. The service was announced in a press conference by no less than PLDT chairman Manuel Pangilinan, who disclosed on his Twitter account days prior that they would be making a “very important” statement. Pangilinan said the free internet for prepaid subscribers for a period of two months was meant to “stimulate internet habit.” Prepaid subscribers account for about 90 percent of the PLDT group’s mobile subscribers.
無料のインターネットを誰でも利用できる? PLDTは9月、同社のモバイルブランドであるSmart、Talk ’N Text、Sun Cellularの前払いサービス加入者向けに無料のインターネット接続サービスを提供した。このサービスは、PLDTの会長であるManuel Pangilinan氏が自身のTwitterアカウントで数日前に「とても大事な」発表があると公言していたのを受けて、記者会見の場で発表された。Pangilinan氏は、前払い加入者向けに無料のインターネットを2か月間提供するのは「インターネットを使う習慣に刺激を与えるため」だと述べた。前払い加入者はPLDTグループのモバイル加入者全体の90%を占める。
無料インターネットはいかが?PLDTは9月に、同社モバイルフォンブランドSmart、Talk 'N Text、そしてSun Cellularのプリペイド契約者に対してインターネットアクセスを無料で提供した。このサービスはプレス発表の場で他ならぬPLDTのチェアマンManuel Pangilinan氏によって明らかにされた。同氏は数日前、彼のTwitter上で同社は「大したステートメント」を発表する訳ではない、と述べていた。Pangilinanは、「インターネット利用の習慣を刺激する」ため、2か月間に渡りプリペイド契約者に対して無料インターネットを提供した、と述べている。プリペイド契約者のアカウントは、PLDTグループのモバイル契約者総数の90%を占める。
In October, Pangilinan gave another surprise announcement: the free internet promo was extended till January 2015, and now included postpaid and broadband subscribers.
4. SM and Rustan’s Group ecommerce sites
Competition in the Philippine ecommerce space grew tighter after two retail giants SM and SSI Group, a member of the Rustan’s group of companies, launched their own online platforms in a bid to capture the growing sector of internet shoppers. SM’s online store offers men’s, women’s, and children’s accessories, apparel, bags and shoes, among others.
4. SMとRustanグループのeコマースサイト
小売の2大巨頭であるSMとSSIグループ(Rustanのグループ企業の1つ)がインターネット通販客という成長株をものにしようと自社のオンラインプラットフォームをローンチしてから、フィリピンのeコマース業界では競争が激しくなっている。SMのオンラインストアでは、男性用、女性用、子ども用のアクセサリー、アパレル、バッグ、くつなどを取り扱っている。
4. SMとRustanのグループ傘下のeコマースサイト
SMとRustan関連会社であるSSIグループの大手販売業2社が、増大し続けるインターネットショッパーを獲得するため独自のオンラインプラットフォームをローンチしたことで、フィリピンのeコマース業界における競争はさらに激しくなっている。SMのオンラインストアでは、メンズ、レディース、そして子供向けのアクセサリーや洋服、バッグ、靴などをその他多くの商品と共に提供している。
SSI’s e-store, on the other hand, initially carries 17 high-end brands in its portfolio, namely Marks & Spencer, TWG, Oliviers & Co., Payless Shoe Source, Nine West, Aerosoles, Bass, Superga, Steve Madden, MBT, OkaB, A/X Armani Exchange, Replay, High Sierra, Samsonite, Beauty Bar, and MakeRoom. How their move will affect ecommerce sites is something to closely watch.
3. OLX’s and Ayosdito’s marriage
In November, Southeast Asia’s ecommerce scene was rocked when classifieds giants Naspers, Schibsted Media Group, Telenor Group, and Singapore Press Holdings put an end to their rivalry, and decided to join forces. Four countries were affected by this change: Indonesia, Thailand, the Philippines, and Bangladesh. In the Philippines, the deal translated into the merging of brands OLX (formerly Sulit.com.ph) and Ayosdito. The two brands were the biggest competing classifieds in the country, employing various channels like billboard, vehicle, and TV ads to lure customers. As a result of the merger, Ayosdito will close and its users will be redirected to OLX starting January 2015.
11月、案内広告大手のNaspers、Schibsted Media Group、Telenor GroupそしてSingapore Press Holdingsがライバル関係に終止符を打ち、協力していく決断を下したことで、東南アジアのeコマース業界に激震が走った。今回の再編により、インドネシア、フィリピン、タイそしてバングラデッシュの4か国が影響を受けた。フィリピンでは、2つのブランドOLX(旧Sulit.com.ph)とAyosditoのが合併する取り決めになっている。両社は、案内広告では国内最大手で競合もしており、ユーザ獲得のため広告掲示板、車やテレビ広告等様々なチャネルを活用している。今回の合併に伴いAyosditoのサイトは閉鎖され、ユーザは2015年1月からOLXのサイトに自動的に転送される予定だ。
あけましておめでとうございます。新年早々素晴らしい翻訳ありがとうございます。
nobeldrsd様には昨年大変お世話になりました。今年もよろしくお願いいたします。
11月、東南アジアのeコマース業界は、求人広告大手4社(Naspers、Schibsted Media Group、Telenor Group、Singapore Press Holdings)がそれまでのライバル関係に終止符をうち、互いに協力し合うことを決めたことで激震が走った。これにより、インドネシア、タイ、フィリピン、バングラデシュの4か国で影響がみられた。この取引によりフィリピンでは、OLX (旧Sulit.com.ph)とAyosditoの両ブランドが統合されることになった。両社はこの国で最大の求人広告のライバル企業で、広告版、自動車、テレビ広告など様々なチャネルを使って消費者の関心を惹きつけていた。この合併によりAyosditoは閉鎖され、そのユーザは2015年1月からOLXに誘導される。
2. Xurpas’ much-anticipated IPO
Mobile content and services provider Xurpas’ US$30.4 million IPO made headlines not just in the Philippine tech and startup scenes, but also among investor groups. The company’s share price hit the ceiling in its first trading day, making it one of the best IPO performances in the Philippines to date. Xurpas’ debut was much awaited, thanks to the company’s inspiring growth story. It was the first time the company raised funds ever after bootstrapping all the way to become one of the largest in its category in terms of revenue. Xurpas plans to use the IPO proceeds for regional expansion.
モバイルコンテンツとサービスのプロバイダであるXurpasによる3040万米ドルのIPOは、フィリピンの技術系・スタートアップ界で話題になっただけでなく、投資家グループの間でも注目された。同社の株価は取引初日に上限価格に達し、本案件はこれまででフィリピンで最も成功したIPOの1つに数えられている。投資意欲をそそる成長戦略により、Xurpasの株式市場デビューは多くの人から待ち望まれていた。このイベントは、収益面で同業他社の中で最大になるという過程において、同社にとって最初の資金調達であった。XurpasはIPOで得た資金を地域内での事業拡張に活用する計画である。
モバイル向けコンテンツとサービスのプロバイダーであるXurpasが 3,040万米ドルのIPOを行ったことは、フィリピンのテック業界やスタートアップシーンだけでなく、投資家グループの間でも大きなニュースとなった。Xurpasの株価は取引初日から急騰し、過去最高の出来高を記録したIPOのひとつとなった。刺激的な成長物語を持つXurpasのデビューは、ずっと待ち望まれていたものだった。Xurpasはゼロから起業し、カテゴリー内で最大の収益を上げる企業のひとつとなるまで成長したが、外部から資金を集めたのはこれが初めてだった。XurpasはこのIPOによる収益を、サービス地域の拡大に当てることを計画している。
最後に不自然な表現がありました。失礼致しました。訂正をお願い致します。「以下が、Uberの苦労話から地元発のテクリーダーの市場デビュー、そしてeコマースにおける主な動きまでを網羅した、2014年にフィリピンで最も話題となったテクおよびスタートアップ関連のイベントだ。」