中村 壽男 Toshio Nakamura MK歴 33年
アメリカの大手旅行雑誌が発表する“旅行で訪れたい世界の都市ランキング”で、昨年、京都が日本の都市で初めて「1位」に選ばれました。
今後ますます外国人のお客様が増えていくと予想される中、世界各国のVIPやハリウッドスターからのご指名が絶えない中村壽男社員にお客様とのエピソードを尋ねました。
●外国人のお客様が最も喜んでおられたエピソードを教えてください。
龍安寺の石庭です。Steve Jobs氏も深い感銘を受けられました。ひょっとしてiPhone、iPadの発想はここで生まれたのかもしれません。
●初めて京都に来られた外国人のお客様が戸惑われたり、驚かれたりすることはありますか?
チップは不要であること。大型紙幣(1万円札)での支払いが可能であること。都市銀行のATMは海外カードに対応しておらず、郵便局・セブンイレブンのみ可能であることなどです。
●実は外国人のお客様はこんなことを思っています!ということはありますか?
ほぼ完全な禁煙世界ですので、ニオイに敏感。私はタバコを吸いませんが、吸う人がいたら最低でも運転30分前には喫煙をやめること。
高級寿司店の横で板前さんが喫煙しているのをご覧になって、その店の予約をキャンセルされたお客様がおられました。
●外国人のお客様をエスコートする時に心がけていることを教えてください。
日本の歴史とお客様の国の歴史とを比べながら解説するように心がけています。国によって歴史観が違うことや、時には勝者が故意に作り上げた歴史があることなど、実例を挙げてお伝えするようにしています。
●お客様へのメッセージを英語でお願いします。
Please come to KYOTO. KYOTO will refresh your mind.
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◆休日の過ごし方は?
録画したTV情報番組(特に京都に関するもの)をチェック。食事は予算の許す限り夫婦で実食に訪れます。興味深い展示があれば、美術館に出向いたりもします。
ただ数日にわたる激務のあとはバラエティー番組や刑事ものを半分居眠りしながら見ることも。そんな中に、時々思わぬ情報があったりします。
◆お客様へのメッセージ
清水寺や嵐山の日祭日臨時交通規制や四条通の歩道拡幅計画、京都駅八条口ののりば整備など、業務に関する環境が日々大きく変わってきています。
お客様に不便のないよう対応を考えていきたいと思います。