Singaporean e-commerce startups tap the power of social media
Dave is senior strategist at Septeni APAC and is based in Singapore. Septeni is a Japanese digital agency that has optimized over 300 Facebook ad campaigns since July 2010. You can reach Dave at dave@septeni.com or on Twitter at @dave_sloan.
How are Singaporean e-commerce startups using the power of social media? A panel at Social Media Week Singapore shared some tips on the latest social media trends.
Dave Sloan氏はSepteni APACのシニアストラテジストで、シンガポールに拠点をおいている。Septeniは日本のデジタルサービス企業で、2010年7月以来、300を超えるFacebook広告キャンペーンを最適化してきた。同氏への連絡は、dave@septeni.com、もしくはTwitter @dave_sloanで。
シンガポールのeコマーススタートアップはソーシャルメディアのパワーをどのように活用しているのか?Social Media Week Singaporeで行われたパネルディスカッションにて、ソーシャルメディアの最新トレンドについていくつかのアドバイスが紹介された。
Dave Sloan氏はシンガポールにおいて、Septeni APACのシニアストラテジストを務めている。日本のデジタルエージェンシーSepteniは2010年7月からこれまでに、300以上のFacebook広告キャンペーンの最適化を手がけている。eメールアドレスdave@septeni.com、あるいはTwitterのアカウント@dave_sloanから同氏に連絡を取ることができる。
シンガポールでeコマースを手がけるスタートアップはどのようにソーシャルメディアの力を利用しているだろうか?Social Media Week Singaporeで開催されたパネルディスカッションから、最近のソーシャルメディアにおけるトレンドに関するいくつかの助言についてお伝えしよう。
Last week’s Social Media Week Singapore featured a breakout session on “the marriage of social media and e-commerce.” Moderated by Gwendolyn Regina of SGE.io. Panelists included Alexis Horowitz-Burdick, founder at Luxola.com (an online beauty products store), Christopher Chong, co-founder of Groupon Singapore (the leader in flash sales) and Douglas Gan, co-founder and CEO of VanityTrove (a beauty product subscription service).
What is the size of the e-commerce market in Southeast Asia?
Panel moderator Gwendolyn had published a statistic that refers to Asia as 32 percent of global e-commerce sales, but those numbers are highly skewed by China and mature e-commerce markets like South Korea, Japan, and Australia. In many ways, yes, Asia represents a juggernaut for e-commerce markets. According to Emarketer “this year, e-commerce sales will grow 18.3 percent to US$1.298 trillion worldwide as Asia-Pacific surpasses North America to become the world’s No. 1 market for B2C e-commerce sales.”
パネル司会者のGwendolyn Regina氏は、アジア地域が全世界のeコマースによる売り上げの32パーセントを占めるという統計について公開した。しかし、その数字は中国、韓国、日本やオーストラリアといった成熟したeコマース市場から大きな影響を受けている。いろいろな意味で、たしかにアジアは巨大なeコマース市場だ。Emarketerによると、「今年、全世界におけるeコマースの売り上げは18.3パーセント成長し、1.298兆ドルとなる。アジア太平洋地域はB2C分野の売り上げで北米を上回り、世界でナンバー1の市場となる。」
モデレーターのGwendolyn氏はeコマースのシェアに関する統計を発表した。
それによると、アジアは世界のeコマース市場の32%を占めているらしいが、そのシェアのほとんどは中国やeコマースの導入が早かった韓国、日本、オーストラリアに依存している。多くの点でアジアはeコマース市場における存在感を増している。eコマースのマーケティング担当者によると今年のeコマース市場の売り上げは18.3%伸び、米ドルに換算して1兆2980億ドル増加する模様だ。さらにアジア太平洋諸国における売り上げが北米市場を追い抜き、世界最大のB2C市場になる見通しだ。
But keep in mind that Southeast Asia barely even shows up in those Asia-Pacific numbers. According to Channel News Asia, “although Internet sales in Singapore amount to only US$7 million a year compared to China’s US$100 billion, e-commerce firms say Singapore is a good base to test-bed strategies before they launch or expand into other Southeast Asian markets.” Of course the long-term opportunity is to expand across all of Southeast Asia, which is comprised of 11 countries and 620 million people.
Signs of life for e-commerce in Southeast Asia
Traditional e-commerce 1.0 business models never made much of a dent in the Southeast Asia market, mostly due to lack of universally adopted payment systems, the complication of international shipping logistics, and a cultural propensity to shop in comfortable air-conditioned shopping malls rather than from a home computer.
But obviously we’re seeing some signs of the e-commerce 2.0 growth in the region, with the emergence a few progressive business models, namely the subscription model (Vanity Trove), flash sales (Groupon), and an exclusive, curated fashion market (Luxola).
従来型eコマース事業1.0というビジネスモデルが、東南アジア市場に大きな影響を与えることは決してなかった。それよりも大きな影響を与えている要因のほとんどは、広く受け入れられる決済システムが欠如していることや、国境を越えた物流という複雑な問題、そして自宅のパソコンで買い物をするよりも快適でエアコンのきいたショッピングモールで買い物をすることを好むという文化的傾向などだ。
だが、同地域でeコマース事業バージョン2.0のビジネスモデルが成長する兆しを目の当たりにしているのは明らかで、革新的なビジネスモデルがいくつか台頭している。つまり、定期購入サービス(VanityTrove)や、タイムセール(Groupon)、高級品を集めたファッション系マーケット(Luxola)などがそうだ。
サブタイトル後の1段落2文目「それよりも大きな〜」の文を次のように修正します。よろしくお願いします。修正文→「その主な原因は、広く受け入れられる決済システムが欠如していることや、国境を越えた物流という複雑な問題、そして自宅のパソコンで買い物をするよりも快適でエアコンのきいたショッピングモールで買い物をすることを好むという文化的傾向によるものだ。」
eコマース1.0の従来型ビジネスモデルは、東南アジア市場であまり大きな成果をもたらさなかった。その原因は主に、一般に普及した決済システムがないこと、地域内の物流システムの複雑さ、そして家のPCからよりもエアコンの効いた快適なショッピングモールでの買い物を好む文化的傾向のためだ。
しかし明らかに、我々は同地域内でeコマース2.0が成長をとげる兆候を見ている。その例として少数の進歩的なビジネスモデル、すなわち定期購入モデル(Vanity Trove)、日替わりセール(Groupon)、そして選別されたファッションアイテムを限定で提供する(Luxola)がある。
申し訳ありません、こちらについても訂正をお願いいたします。
(誤)、日替わりセール(Groupon)、そして
(正)、共同購入クーポン(Groupon)、そして
The discussion and debate among these Singaporean e-commerce entrepreneurs fascinated the standing-room-only crowd, and the panelists certainly didn’t hold back in telling the audience the nitty-gritty details of their social media strategies. Here’s a quick overview of a few hot topics:
Attribution – where does the sale come from?
Is social media best for brand building or can it really drive sales conversions? How do Facebook ads compare to Google ads?
アトリビューション(属性)、すなわち売り上げはどこからやってくるのか?
ソーシャルメディアはブランド構築のための最高の手段だろうか?あるいは、本当に売り上げを後押しするものとなるのだろうか?Facebookの広告はGoogleの広告と比較するとどうだろうか?
Historically traceability of social media leads has been difficult. Alexis points out that it’s gotten a lot easier to trace the source of every sale in Google Analytics, but social media should not be treated as a simple lead generator like search. You may be able to trace “last click” attribution but its difficult to really understand how much influence previous brand impressions from social media presence contributed to the sale.
Social media as a customer service and research channel
The panelists agree that social media’s greatest strength is its ability to serve as a customer service channel. Most brands are wary of opening up a social channel like Twitter or Facebook since it could expose the brand to public criticism, but Alexis finds the upside of openness to be well worth the risk – “Luxola got a lot more love than we expected.”
And social media channels allow you to listen to your audience as they discuss your products and services, much like a digital focus group. Monitoring social media discussions can inspire topics for a brand’s content strategy.
パネリストは皆、ソーシャルメディアの最大の強みはそれがカスタマーサービスとしても活用できることだと同意している。ほとんどのブランドがTwitterやFacebookなどのソーシャルメディアアカウントを持つことに慎重で、それは公の批判にさらされる可能性があるからだが、Horowits-Burdick氏はその危険を冒す価値がソーシャルメディアには十分あると言う。なぜなら、「Luxolaは思った以上に遥かに大きな人気を集めた」からだ。
そして、ソーシャルメディアを活用すれば、デジタルデータ専門企業のように、ユーザーがプロダクトやサービスについてどう思っているかというユーザーの声を聞くことができる。ソーシャルメディア上で話されていることをモニタリングすれば、ブランドのコンテンツ戦略のための話題を提供することもできる。
パネリストたちはソーシャルメディアが持つ最も大きな力は、カスタマーサービスを提供し、その情報を伝える手段としての役割を果たす能力であることに同意する。多くの企業はTwitterやFacebookのようなソーシャルメディアを利用することに警戒心を抱く。なぜなら、企業が一般の人々からの批判にさらされる可能性があるからだ。しかしAlexis Horowitz-Burdick氏によると、オープンな態度を示すことで得られる利点はそのリスクに値するものだという。「Luxolaは私たちの見込みよりもはるかに多くの人々から愛されるようになりました。」
そして、ソーシャルメディアを利用することによって、消費者が製品やサービスについて述べることに耳を傾けることが可能となる。これはちょうど、フォーカスグループのデジタル版のようなものだ。ソーシャルメディア上で話される事を注意しておくと、企業のコンテンツ戦略に関する問題に気づくことができる。
Content strategy
Many brands in Southeast Asia are guilty of posting silly images (like cute kittens) to get quick engagement. But does content that doesn’t reinforce your brand message really help build long-term relationships with customers? Christopher of Groupon argues that shopping is fun and social, so there’s nothing wrong starting a conversation with a silly photo. Alexis of Luxola disagrees, arguing that cutsie photos can distract from the core brand message. Those cheap likes won’t benefit your brand in the long term.
東南アジアでは、即時に効果を得るためにくだらない画像(可愛い子猫など)を掲載するブランドが多い。だが、ブランドのメッセージを伝えないコンテンツが、顧客との長期的な関係を築くための本当の助けとなるのだろうか?GrouponのChong氏は、ショッピングは楽しくてソーシャルなものなので、くだらない写真で会話を始めることは何も間違っていないと語る。だが、LuxolaのHorowits-Burdick氏はその意見には反対で、可愛らしい写真は中核となるブランドのメッセージを損ねる可能性があると主張している。これと同様の見せかけの取組みをしても、ブランドが長期的な恩恵を得ることはない。
東南アジアの多くの企業は急いで人々と対話しようとして、くだらない(かわいらしい子猫などの)画像を投稿している。しかし、企業の発するメッセージを強化することのないコンテンツは顧客との長期的関係を構築する上で本当に役立つのだろうか?GrouponのChristopher Chong氏が述べるところによると、買い物とはおもしろくてソーシャルなものだから、くだらない画像で会話を始めることも悪いことでは全くないという。しかし、LuxolaのAlexis Horowitz-Burdick氏はこれに同意しない。かわいらしい画像のせいで、顧客は企業が発するメッセージの核心部分から気をそらされてしまう。したがって、そのようにして手軽に得た『いいね!』は長期的に見ると企業にとって役に立たないものとなってしまうだろう、とのことだ。
Which social channels are the most strategic?
Naturally Facebook is top of mind. Instagram and Pinterest are also important for discovery of rich visual photos, especially in the fashion market, but Pinterest does not drive traffic back to the brand as much as hoped. YouTube is probably the most important social channel to Luxola because it provides the best platform for engaging customers with authentic fashion content.
当然ながら、まずはFacebookだ。InstagramとPinterestもビジュアル豊かな写真を見つけるという点で、特にファッション業界にとっては大事なプラットフォームだ。だが、Pinterestは、期待されていたほどトラフィックをブランドに誘導していない。Luxolaにとって最も重要なソーシャルメディアは、おそらくYouTubeだろう。なぜなら、YouTubeは真のファッションコンテンツを提供して顧客と交流することのできる最良のプラットフォームだからだ。
当然ながら、Facebookが最重要視されるソーシャルメディアだろう。InstagramやPinterestも、特にファッション市場においては視覚に訴える画像を発見する上で重要だ。しかし、Pinterestは期待ほどには企業へトラフィックをもたらさない。YouTubeは、Luxolaにとって最も重要なソーシャルメディアだ。なぜなら、同サイトは公式のファッション関連コンテンツを提供し、顧客との関係を強化する上で、最高のプラットフォームとなるからだ。
大変申し訳ありません、訳文に間違いがありました。お手数ですが、訂正をよろしくお願いいたします。
(誤)、Groupon Singapore(日替わりセールの大手)の共同創業者Christopher Chong氏、
(正)、Groupon Singapore(共同購入クーポンの大手)の共同創業者Christopher Chong氏、