中野: クリエイター・出資者共に、海外の方は多いのですか?
平: 現状、アニピポが日本とバンコクを拠点として動いていますので、クリエイターはその2カ国にしぼっています。
しかし、支援者の方は様々でして、今は日本・タイ・シンガポール・フランス・アメリカ・さらにはブラジルという8カ国から参加してもらっています。
アクセスで言えばアラブからもありますね。
Hirahama: Derzeit sind Japan und Bangkok die Anlaufstellen von Anipipo und deshalb beschränken sich die Urheber auf diese 2 Länder. Aber die Unterstützer sind sehr vielfältig, es nehmen jetzt Leute aus den 8 Ländern wie Japan, Thailand, Singapur, Frankfreich, Amerika oder auch Brasilien teil. Wenn man von Leuten die Zugriff nehmen spricht, dann gibt es auch Leute aus Arabien.
animearab.comというサイトに掲載されたのですが、これが何が書いてあるか全く分からない状態でして、唯一「Anipipo」という文字だけが分かるという(笑)他にも色々なところに掲載していただいて、日本のアニメーションを支援したいという方から、実際に参加していただいています。
中野: アニメというと沢山のクリエイターを抱えている大きな会社さんが作っているイメージがあるのですが、クリエイター個人とファンとの距離が縮まる事によって何か新しい発見などありますか?
平: 今まではガッと一気にお金をかけて、制作して、リリースして、そこでようやく反応が得られるという感じだったんです。つまり制作段階では、実際に売れるのかどうか分からないんですね。特に映画は何億とかかりますし、30分のアニメであっても1話作るのに1500万から1800万くらいかかってしまう。
Sakihira: Bis jetzt war es immer so, dass man Geld einsetzt, etwas kreirt, released und dann letztendlich Reaktionen erhalten kann. Man kann also sagen, dass man auf der Entstehungsebene noch keine Ahnung hat, ob es sich wirklich verkaufen lässt. Besonders bei Filmen investiert man mehrere Millionen und selbst bei der Erstellung eines Anime von nur 30 Minuten, investiert man zwischen 150.000 und 180.000.
つまり、売れるかどうか分からない状態で始めるには、どうやってもリスクが高いんです。なので今の流れとして、原作がしっかり売れている漫画などをアニメ化することが多いんです。