How a Start-up Fights to Bring Local Language to Mobile Phones in Laos
Most of us have mobile phones in our preferred language. Now imagine trying to use a phone whose software is all in a foreign language. I believe most of you would feel lost. And that is exactly what most Lao people (the people of Laos) have been going through. There isn’t any mobile phone that supports the Lao language today. But Allan Rasmussen and his team at XY Mobile are trying hard to change that fate.
Situated between Thailand and Vietnam, Laos is a small country with about 6.5 million in population. The official language is Lao, but Thai, English, and other ethnic languages are also being used by the people.
私達の億は、好みの言語でのモバイルフォンを持っている。今、使おうとする電話のソフトウェアが全て外国語表記だと想像してほしい。ほとんどの人が、戸惑うだろうと思う。そして、それがまさにラオの人々(ラオスの人々)が経験している事である。今日、ラオス語をサポートするモバイルフォンはない。しかし、Alla RasmussenとXY Mobileの彼のチームは、その運命を変えるために努めている。
タイとベトナムの間に位置する、ラオスは人口650万人の小さな国である。公用語はラオス語であるが、タイ語、英語、そしてその他の民族語も使用されている。
ほとんどの人々は、自分が好む言語設定ができるモバイルフォンを携帯している。ここで、自分の電話のソフトウェアが全て外国語設定になっていると仮定してみてほしい。ほとんどの人が困惑してしまうことが、私には容易に想像できる。そして、それが実際にラオスの人々が感じてきたことなのだ。今、モバイルフォンでラオスの言語に対応しているものはない。しかし、Allan Rasmussen 氏 と XY Mobile の彼のチームは、そんなラオスでの状況を変えるべく苦心している。
タイとベトナムの間に位置するラオスは小さな国家で、人口は約650万人。ラオス語が公用語だが、タイ語、英語、そしてその他の民族語も話されている。
我々のほとんどは望ましい言語で携帯電話を使っている。しかし、ソフトウェアが全て外国語の携帯電話を使うとしたら?多くの人がきっと途方にくれることだろう。しかし、これはまさしくほとんどのラオの人々(ラオスの人々)が経験していることである。今日、ラオの言語でサポートしている携帯電話はない。しかし、XY MobileのAllan Rasmussenと彼のチームはこの宿命を変えようとしている。
タイとベトナムの間に位置し、ラオスは人口およそ650万人の小さな国である。公式言語はラオ語であるが、タイ、英語、また他の民族の言語も人々によって使われている。
Laos has a very small population with relatively low spending power. This also explains why most mobile brands aren’t really interested in customizing their phone’s features for the local population. It just doesn’t make economical sense for them.
But do the Lao have any choice? Not really. The Lao have to succumb to using phones that don’t support their official Lao language. Most folks are Nokia and Samsung users, while smartphones like Android and iPhone are catching up in the market. These phones are presented in Thai or English and the Lao language is dearly missing in these new mobile devices as well.
しかし、ラオスにはいかなる選択もないのだろうか?そういうわけではない。ラオス人は、公式なラオス語をサポートしない電話を使うことを強いられている。多くの人々は、NokiaとSamsungのユーザーであり、AndroidとiPhoneのようなスマートフォンが市場で追い上げている。これらの電話は、タイ語もしくは英語で提示されており、ラオス語はこれらの新しいモバイル機器でもまったく見当たらない。
しかし、ラオスの人々に選択肢はあるのか?ないのである。ラオスの人々は、彼らの公用語であるラオス語に対応していない電話を泣く泣く使用するしかない。多くの人々は、Nokia と Samsung を使用しているが、ラオスの電話市場では、Android や iPhone などのスマートフォンも勢いをみせている。これらの電話は、タイもしくは英語での表示になっており、ラオス語は新しい機器からも外されてしまっているのだ。
しかし、ラオの人々には選択があるか?いや、ほとんどない。ラオの人々は公式なラオ語にサポートしていない携帯電話を泣く泣く使うしかないのである。ほとんどの人々はNokiaやSamsungユーザーであるが、AndroidやiPhoneといったスマートフォンも市場で追いついてきている。こうした携帯電話はタイ語か英語で提示されており、ラオ語はこうした新しい携帯のデバイスからも欠けている。
Information transfer via mobile devices is tough. Many Lao who don’t understand Thai or English will attempt to write SMS in English characters to make it sound like Lao. And as expected this leads to many SMS not being understood among the people. Here’s an example from Allan and his team — The first text is in Lao, followed by its English sounded-out text, and the meaning of the phrase in English.
Another problem which Allan highlighted was that the telcos in Laos don’t have much mobile content to offer to the population. So most Lao who live near the border with Thailand would rather choose a Thai operator to gain access to more apps and mobile content.
Allanが強調した他の問題は、ラオスの電話会社が国民に提供するモバイルコンテンツをあまり持たない事である。それゆえ、タイの国境近くに数ラオス人のほとんどは、アプリやモバイルコンテンツへのアクセスをより増やすため、タイのオペレーターを選択する。
Allan 氏が指摘したもう1つの問題は、ラオスの電話通信会社が、ユーザー向けに提供できるような多くのモバイルコンテンツを持ち合わせていないということだ。このため、タイの国境付近に住まうラオスの人々の多くは、より多くのアプリとモバイルコンテンツへのアクセスを得るため、タイの電話通信会社と契約している。
Allanが強調した他の問題は、Laosにある通信会社が人々に提供できる携帯のコンテンツをあまり持っていないことである。それゆえ、タイの境界線の近くに住んでいるラオの人々は、アプリや携帯コンテンツにアクセスするために、むしろタイのオペレーターを選んでいるようだ。
As more people switch to using Thai and English, less people are using the Lao language. Allan told me that the Laos government has now understood the problem and has declared a policy to help put the Lao language on electronic devices. It’s a start, but there’s much more work to be done.
Fighting for more than 6 years
XY Mobile was founded in September 2010, but Allan explained to PO that this huge project that aims to put the Lao language onto phones started six years earlier. Back then, the start-up’s Managing Director, Anousak Souphavanh, spent six years to implement the Lao language on Linux (aka Laonux) as well as on other open source software platforms in the market.
6年以上にわたる戦い
XY Mobileは2010年9月に創設されたが、Allanは電話にラオス語を入れる事を目的とするこの巨大プロジェクトは、6年前から始まっていたとPOに説明した。当時、スタートアップのマネージングディレクターのAnousak Soupavanhは、Linux(別名Laonux)にラオス語を実装すると共に、市場においてのその他のオープンソースのソフトウェアプラットフォームにおいても実装するために6年を費やした。
6年もの戦い
XY Mobile は2010年9月に設立されたが、Allan 氏は、このラオス語を電話に導入するという大規模なプロジェクトが開始されたのは6年前に遡る、とそうPO に述べた。当初、当スタートアップ企業の社長である Anousak Souphavanh 氏は、ラオス語を Linux (別名 Launnux)や、同市場のその他のオープンソースプラットフォームに導入するため6年もの日々を費やしている。
6年を超える戦い
XY Mobileは2010年の9月に設立されたが、AllanはPenn Olsonに携帯電話のラオ語対応を目標とするこの大きなプロジェクトは6年前に始まったと説明した。その当時、新規事業の最高経営責任者であるAnousak Souphavanhは市場の他のオープンソースのソフトウェアプラットフォームと同様に、Linux(別名Laonux)にラオ語を実装するのに6年費やした。
The team’s goal was initially to pair up with giant mobile makers to make the Lao language available on their phones. But unfortunately, most mobile giants weren’t receptive to the idea. They either didn’t know where Laos is situated or felt that the market is too small to pay attention to.
Left with no choice, XY Mobile was born as the team decided to create their own mobile devices for Laos instead. And as they ventured deeper into this problem, they also learned that other countries like Burma and Cambodia are facing similar digital-age problems. It’s a huge risk to shoulder because developing (software), manufacturing (hardware), shipping, and distribution (logistics) are all huge financial commitments.
選択は残されておらず、代わりにXY Mobileはラオスのため彼ら独自のモバイル機器を作るとして誕生した。そして、彼らはこの問題により深く進み、またビルマやコンボジアのような他の国々もまた同様のデジタル時代の問題に直面している事を知った。それは、肩にかかる巨大なリスクであった。なぜなら、開発(ソフトウェア)、製造(ハードウェア)、発送、そして流通(物流)は、全て大きな財政的コミットメントだからである。
選択肢もなくなり、ついに XY Mobile が設立され、代わりに、独自のモバイル機器を作り出しラオス語に対応させるという策をとることになった。問題に向けて深く突き進むにつれ、彼らは、ビルマやカンボジアなどその他の国々も類似のデジタル時代の問題に突き当たっていることを知ることになる。(ソフトウェア)開発、(ハードウェア)生産、そして(ロジスティック)配送と配布には、大きな経済的責任が伴うため、背負うには大きすぎるリスクだと考えられる。
選択肢もなく、チームがラオスのために自分達で携帯デバイスを代わりに作ることを決断し、XY Mobileが誕生した。彼らが意を決してこの問題に深く入り込むと、ブルマやカンボジアといった他の国々もまた同様のデジタル時代の問題に直面していることが分かった。開発(ソフトウェア)、製造(ハードウェア)、配送、流通(物流)全てが膨大な財政的責任であるため、引き受けるには大きなリスクである。
There are a lot of “what ifs” – but the team just went ahead. They raised a sum of money from their own pockets, and also from an angel investor who ploughed US$144,000 into the project. XY Mobile is essentially a start-up that helps to solve a problem, putting the Lao language onto mobile devices. But Allan told me that besides filling a gap, the start-up is still aiming for profits:
"Don’t get us wrong – we are a company and thus [we’re] aiming for profit. But we see the emerging market segments differently from others, as we aim for the rural population."
The first mobile device in the Lao language
XY Mobile は本質的には、ラオス語をモバイル機器に導入するにあたり発生した問題を解決のためのスタートアップ企業であった。しかし、このスタートアップ企業は、ギャップを埋めるということに加え、利益を得ることも視野に入れていると、Allan 氏は述べた。
「間違わないでほしいのだが、我々は企業であり、だからこそ、利益を得ることを目的としている。しかし、我々は、小規模な非都会をターゲットにしており、現出する市場セグメントを他社とは違う見方で捉えている。」
初のラオス語対応モバイル機器
「誤解しないでほしい-私達は会社であり、それゆえ(私達は)利得を図っている。しかし、私達は成熟した市場区分を他とは違う視点で見ており、私達は田舎の人々を狙っている。」
ラオス語表示の最初のモバイル機器
「誤解しないでほしいのだが、我々は企業であり、このように利益を目標としている。しかし、我々が地方の人々のために目指しているので、他とは違って新興成長市場の断片を見ている。」
ラオ語の初めての携帯デバイス
For mobile phones, XY Mobile plans to launch low-end feature phones and also Android-powered smartphones by the end of the year. Plus, the team is also coming up with an Android-based tablet. Both its mobile phones and the tablet will have a Lao language font and keyboard. Users can also access Lao language websites, SMS, and other mobile content. Allan explained further:
"[We’re] not only selling a device but it has to come with content or services that they, the Lao, can use. Not just ringtones and wallpapers. And our pricing has to reflect the segment without compromising on quality since these devices will have to be able to cope with heat, moisture, dust, and long operating hours."
「我々は、機器の販売だけではなく、それらの機器に、ラオスの人々が使用できるコンテンツやサービスが付帯しているということに重点を置いている。そして、製品の質を妥協することなく、セグメントに比例した料金設定を行わなければならない。これらの機器は、熱、湿度、埃、そして長時間の駆動時間に耐え得るものでなければならないからだ。」
「(私達は)ただ機器を売るだけではなく、ラオス人が使うことのできるコンテンツもしくはサービスと共に提供しなければならい。そしてこれらの機器は熱さや湿気、埃、長時間の操作に耐えることができなければならないため、品質に妥協することなく価格はそのセグメントを反映しなければならない。
「(我々は)デバイスを販売するだけでなく、それら、Laoが使用できるコンテンツやサービスもセットでなければならない。着信音や壁紙だけではない。これらのデバイスが熱、湿気、埃と長時間操作に対応できるので、価格設定は品質に妥協することなくセグメントを反映ししてなければならない。」
To make this project a success, XY Mobile is working closely with the National Authority of Post and Telecoms (NAPT) in Laos to help spread the usage of Lao language and bridge the language gap between digital users in the country.
The majority of the users are using the GSM (or 2G) network, and only a handful of people are using 3G. But Allan explained to me that Laos does have a good telecom infrastructure with established 3G networks and ongoing Wimax trials. But the lack of content in Laos makes it hard for users to consume all this content, and thus explains the lack of usage of the network’s services. “It is like a super highway but with only a couple of bamboo bicycles on it,” said Allan.
ほとんどのユーザーは、GSM(もしくは2G)を使用しており、3G利用ユーザーは少ない。しかし、ラオスには、完成された 3G ネットワークと 進行中の Wimax トライアル版を兼ね合わせた上質のテレコムインフラが整っている、と、Allan 氏は私にそう述べた。が、ラオス市場でのコンテンツは欠乏しており、ユーザーがこれらのコンテンツを消費するには難しいと見られている。そして、これが低いネットワークサービス使用率に繋がっているということが理解できる。「例えるならば、これは、2台ばかりの竹製の自転車のみが走るスーパーハイウェイのようなもの。」Allan 氏はそう語った。
ユーザーの大多数は、GMS(もしくは2G)ネットワークを使用しており、ほんの一握りの人々だけが3Gを使っている。しかしAllanは私に、ラオスは構築された3Gと進行中のWimaxトライアルと共に、良い電話会社のインフラを持っていると説明した。しかし、ラオスにおけるコンテンツの欠如は、ユーザーがこの全てのコンテンツをス飼う事を難しくさせている。したがって、ネットワークのサービスの利用の欠如を説明する。「それは、高速幹線道路のようであるが、たった2、3台の竹の自転車しか走っていない」とAllanは述べた。
大部分のユーザーはGSM(または2G)ネットワークを使用しており、少数の人々だけが3Gを使用している。しかしアランは、ラオスに確立した3Gネットワークによる優れた通信基盤と、Wimax試験が進行中であると私に説明した。しかし、ラオスにおけるコンテンツ不足はユーザーがこのコンテンツすべてを消費することが困難にしており、それゆえにネットワークのサービス利用の不足であることを説明する。「2、3の竹製自転車だけが走行しているようなスーパーハイウェイのようだ」と、アランは述べた。
If XY Mobile is successful in its venture, it might open up a whole new market for Lao developers, developing apps just for the Lao population. It’s a small market but it’s a good start to spice up the mobile developer community in Laos. And on a related note, XY Mobile is the first Laos-based start-up to be featured in the Red Herring’s Top 100 tech ventures in Asia.
Wondering what Laos looks like? This video would give you a good overview:
ラオスってどんな国かって?この動画を見れば、ラオスの概要を充分知ることができるだろう。
@naokey 評価、ありがとうございました!