Conyac で依頼された翻訳結果を公開
[日本語から英語への翻訳依頼] 伊東氏は、音楽、ファッション、広告、美術分野の写真において国際的な地位と絶大なる名声を得ている。 *フェスタにおいてはオフィシャルカメラマンも務めた。 大...
翻訳依頼文
伊東氏は、音楽、ファッション、広告、美術分野の写真において国際的な地位と絶大なる名声を得ている。
*フェスタにおいてはオフィシャルカメラマンも務めた。
大変な音楽愛好家でもある伊東氏はその音楽への情熱を自らの仕事にも注ぎ、日本、アジア、イタリアなど国際的に活躍する著名なミュージシャンの撮影を行っている。伊東氏がポスターやCDジャケットなどを手がけるアーティストはポップスやロックミュージシャンだけではなく様々なジャンルに及ぶ。過去に撮影をした主なミュージシャンは以下の通りである。
FD:それは、剣道や居合道といった武道がおかれた環境でもいえることでしょうか。
HI:そうとも言えるのではないでしょうか。私は写真家として武道やスポーツに関わることもあります。しかしながら、その競技を行うときの様子が伝統的なものだからといって、正確に伝統が継承されているとは限らないと思います。
FD:もう一度、撮影方法のお話に戻ります。被写体に対する自然光の複雑さはどのようにして調整することができるのですか。
HI:それは素晴らしい師匠たち、レンブラントの絵画の力によるものです。
伊東氏は以前にもイタリアで、伝統色の強い日本を主題とした作品を集めた展示を行っている。
フィレンツェではストロッツィ宮殿、ヴェッキオ宮殿、ヴィラ・ヴォーゲル、またパレルモなどでも展覧会を開催している。
本サイトは、フィレンツェで開催された日本文化の祭典 " 第13回 NiMi Festival " の写真展でご本人にお会いすることができた。「江戸遊戯(江戸からの逃避)」と題された本展では、江戸(現在の東京)の遊女が住む遊郭に幼い頃に売られてきた三人の娘をテーマとした連作である。 伊東氏による架空の物語をベースとしており、この三人の娘たちが遊郭から山の中へと逃避していく様子を追っている。このように逃避することは反抗的かつ無謀な手段ではあったが、三人にとっては 置屋へ閉じ込められた生活から抜け出すための唯一の方法であった。
伊東氏には本展覧会でお目にかかり、インタビューに応じていただく機会を得た。またこのインタビューは、NiMi Festival を運営するスタッフの 通訳の力を借りて実現したものであり、協力してくれた方々には心より感謝し御礼申し上げます。 インタビュー:
FD:「まずは マエストロ、この度は Terre di Confine へのインタビューに応じていただき、誠にありがとうございます。」
HI:こちらこそ。宜しくお願いします。
FD:あなたの写真は、人間の内面性を表出させるように作られているように見えます。シャッターを切り、ある特定の瞬間を切り取るとき、どのくらい感覚的な側面が強くなりますか。
HI:被写体の内面性を注意深く表出させるような工夫はするようにしていますが、私は基本的に自然そのものを用いるようにしています。 また、私が屋外で撮影する作品では、光は全て完全に自然のものです。そのようにしながらも、私が語りたい、あるいは構築したい出来事を通して鑑賞者の感情を揺さぶるような力が作品の中に生まれることを志しています。
このために最も大きな助けとなっているのは音楽であると思います。音楽は写真と同じく私が情熱を捧げるものであり、感情について考えを巡らせるときに常に私を導いてくれるものです。若い頃は音楽家になりたいと思っておりましたし、この音楽への愛は私の仕事のやり方にも確実に影響をもたらします。 主題の引き出し方、登場人物と空間と調和の図り方、より徹底して光のもとに感情を引き出させるための配慮といったことです。
光のことについていえば、スタジオで撮影をするとき、私は基本一灯のみの光源で殆どの撮影をします。
FD:音楽についていえば、写真もテンポとリズムが問題になってくると思います。シャッターを切るときにも、おそらくテンポとリズムのような音楽的な要素に大きく左右されるものなのではないでしょうか。
HI:スタジオで撮影するときには、BGMとして撮影内容に適した音楽を流しています もちろん、そのときの状況に応じてではありますが、私にとっては仕事を行う上で不可欠な要素です。
とはいえ、音楽だけが発想源になっているわけではありません。皆さんには信じられないことかもしれませんが、この展覧会に出展している作品は全て私の夢から生じたものなのです。そして、これこそが「江戸遊戯」自然の中の音楽のない環境で撮影された理由なのです。それでも、私の中には内在化した、夢の中の譜面というものがあり、それに導かれるように撮影を行っておりました。 例えば今でも、私が座っているところから劇団曼珠沙華の舞台が見えますが、この公演もとても興味深く拝見しています。音楽と踊りは果てることのない感情の源泉だといえるでしょう。
FD:作品展覧会場の案内板で、日本は伝統の記憶を徐々に失いつつあると書かれているのを拝見しましたが、それはどういったことなのでしょうか。また将来、日本文化の中でどのような要素が記憶され、更新され、伝えられていくとお考えですか。
日本において、一体どなたが伝統を「進展」させていくことができるのでしょうか。
HI:心の中では、全ての日本人が伝統を受け伝える役割を担うようであって欲しいと望んでいます。また、全ての人にとってそれが可能なはずだと考えています。というのは、伝統を継承していく能力は各々に潜在しているものだからです。
私たちにはそれぞれ過去の記憶というものがあります。それぞれが、その人なりの歴史、伝統というものをもっています。
伝統を再生するためには当然ながら、それが失われないようにし、何であるかを明確にし、何らかの方法で表出させていかなくてはなりません。
*フェスタにおいてはオフィシャルカメラマンも務めた。
大変な音楽愛好家でもある伊東氏はその音楽への情熱を自らの仕事にも注ぎ、日本、アジア、イタリアなど国際的に活躍する著名なミュージシャンの撮影を行っている。伊東氏がポスターやCDジャケットなどを手がけるアーティストはポップスやロックミュージシャンだけではなく様々なジャンルに及ぶ。過去に撮影をした主なミュージシャンは以下の通りである。
FD:それは、剣道や居合道といった武道がおかれた環境でもいえることでしょうか。
HI:そうとも言えるのではないでしょうか。私は写真家として武道やスポーツに関わることもあります。しかしながら、その競技を行うときの様子が伝統的なものだからといって、正確に伝統が継承されているとは限らないと思います。
FD:もう一度、撮影方法のお話に戻ります。被写体に対する自然光の複雑さはどのようにして調整することができるのですか。
HI:それは素晴らしい師匠たち、レンブラントの絵画の力によるものです。
伊東氏は以前にもイタリアで、伝統色の強い日本を主題とした作品を集めた展示を行っている。
フィレンツェではストロッツィ宮殿、ヴェッキオ宮殿、ヴィラ・ヴォーゲル、またパレルモなどでも展覧会を開催している。
本サイトは、フィレンツェで開催された日本文化の祭典 " 第13回 NiMi Festival " の写真展でご本人にお会いすることができた。「江戸遊戯(江戸からの逃避)」と題された本展では、江戸(現在の東京)の遊女が住む遊郭に幼い頃に売られてきた三人の娘をテーマとした連作である。 伊東氏による架空の物語をベースとしており、この三人の娘たちが遊郭から山の中へと逃避していく様子を追っている。このように逃避することは反抗的かつ無謀な手段ではあったが、三人にとっては 置屋へ閉じ込められた生活から抜け出すための唯一の方法であった。
伊東氏には本展覧会でお目にかかり、インタビューに応じていただく機会を得た。またこのインタビューは、NiMi Festival を運営するスタッフの 通訳の力を借りて実現したものであり、協力してくれた方々には心より感謝し御礼申し上げます。 インタビュー:
FD:「まずは マエストロ、この度は Terre di Confine へのインタビューに応じていただき、誠にありがとうございます。」
HI:こちらこそ。宜しくお願いします。
FD:あなたの写真は、人間の内面性を表出させるように作られているように見えます。シャッターを切り、ある特定の瞬間を切り取るとき、どのくらい感覚的な側面が強くなりますか。
HI:被写体の内面性を注意深く表出させるような工夫はするようにしていますが、私は基本的に自然そのものを用いるようにしています。 また、私が屋外で撮影する作品では、光は全て完全に自然のものです。そのようにしながらも、私が語りたい、あるいは構築したい出来事を通して鑑賞者の感情を揺さぶるような力が作品の中に生まれることを志しています。
このために最も大きな助けとなっているのは音楽であると思います。音楽は写真と同じく私が情熱を捧げるものであり、感情について考えを巡らせるときに常に私を導いてくれるものです。若い頃は音楽家になりたいと思っておりましたし、この音楽への愛は私の仕事のやり方にも確実に影響をもたらします。 主題の引き出し方、登場人物と空間と調和の図り方、より徹底して光のもとに感情を引き出させるための配慮といったことです。
光のことについていえば、スタジオで撮影をするとき、私は基本一灯のみの光源で殆どの撮影をします。
FD:音楽についていえば、写真もテンポとリズムが問題になってくると思います。シャッターを切るときにも、おそらくテンポとリズムのような音楽的な要素に大きく左右されるものなのではないでしょうか。
HI:スタジオで撮影するときには、BGMとして撮影内容に適した音楽を流しています もちろん、そのときの状況に応じてではありますが、私にとっては仕事を行う上で不可欠な要素です。
とはいえ、音楽だけが発想源になっているわけではありません。皆さんには信じられないことかもしれませんが、この展覧会に出展している作品は全て私の夢から生じたものなのです。そして、これこそが「江戸遊戯」自然の中の音楽のない環境で撮影された理由なのです。それでも、私の中には内在化した、夢の中の譜面というものがあり、それに導かれるように撮影を行っておりました。 例えば今でも、私が座っているところから劇団曼珠沙華の舞台が見えますが、この公演もとても興味深く拝見しています。音楽と踊りは果てることのない感情の源泉だといえるでしょう。
FD:作品展覧会場の案内板で、日本は伝統の記憶を徐々に失いつつあると書かれているのを拝見しましたが、それはどういったことなのでしょうか。また将来、日本文化の中でどのような要素が記憶され、更新され、伝えられていくとお考えですか。
日本において、一体どなたが伝統を「進展」させていくことができるのでしょうか。
HI:心の中では、全ての日本人が伝統を受け伝える役割を担うようであって欲しいと望んでいます。また、全ての人にとってそれが可能なはずだと考えています。というのは、伝統を継承していく能力は各々に潜在しているものだからです。
私たちにはそれぞれ過去の記憶というものがあります。それぞれが、その人なりの歴史、伝統というものをもっています。
伝統を再生するためには当然ながら、それが失われないようにし、何であるかを明確にし、何らかの方法で表出させていかなくてはなりません。
katrina_z
さんによる翻訳
Itou has international status and tremendous fame for his photographs of music, fashion, advertising, and fine arts.
*He also worked as an official cameraman at festivals
Itou, also a great music lover, pours his passion toward music into his own work and takes photographs of prominent musicians who work all over the world in places like Japan, Asia, and Italy. The artists he creates posters and CD covers for extend far beyond the pop and rock music genre to many different ones. The main musicians he has photographed in the past are as follows.
*He also worked as an official cameraman at festivals
Itou, also a great music lover, pours his passion toward music into his own work and takes photographs of prominent musicians who work all over the world in places like Japan, Asia, and Italy. The artists he creates posters and CD covers for extend far beyond the pop and rock music genre to many different ones. The main musicians he has photographed in the past are as follows.
FD: Could that also be said in a martial arts context like for kendo or iaido?
HI: I suppose you couldn't not say that. As a photographer I am sometimes influenced by martial arts or sports. However, I think that just because the appearance of those matches are steeped in tradition doesn't mean that they are inherently traditional.
FD: I'd like to go back to talking about your photography method once more. How are you able to control the complexity of the natural light in your subjects?
HI: That is something that comes from the power of amazing master teachers and Rembrandt paintings.
HI: I suppose you couldn't not say that. As a photographer I am sometimes influenced by martial arts or sports. However, I think that just because the appearance of those matches are steeped in tradition doesn't mean that they are inherently traditional.
FD: I'd like to go back to talking about your photography method once more. How are you able to control the complexity of the natural light in your subjects?
HI: That is something that comes from the power of amazing master teachers and Rembrandt paintings.
Itou is running an exhibit of works he collected in the past in Italy that have a strong traditional Japanese theme.
He is also opening exhibits in Florence at places like Palazzo Strozzi, Palazzo Vecchio, Vera Vogel, and Palermo.
The site allowed to meet the person himself at the photo exhibit of the "13th NiMi Festival," a Japanese cultural festival held in Florence. Originally the exhibit was titled "Edo Games (escape from Edo), and it focused on three daughters who were sold as children to the red light district where Edo (current-day Tokyo) prostitutes live.
He is also opening exhibits in Florence at places like Palazzo Strozzi, Palazzo Vecchio, Vera Vogel, and Palermo.
The site allowed to meet the person himself at the photo exhibit of the "13th NiMi Festival," a Japanese cultural festival held in Florence. Originally the exhibit was titled "Edo Games (escape from Edo), and it focused on three daughters who were sold as children to the red light district where Edo (current-day Tokyo) prostitutes live.
It's based on a fictional tale by Itou and follows these three girls as they escape from the red light district to the middle of the mountains. Although escaping in this sort of way was rebellious and, moreover, reckless, for these three girls it was the only way to escape from a life locked away in a geisha house.
I met Mr. Itou at this exhibit and had the chance to interview him. Also, this interview would not have been possible without the translation efforts of the staff running the NiMi Festival and for that I thank everyone who helped from the bottom of my heart.
I met Mr. Itou at this exhibit and had the chance to interview him. Also, this interview would not have been possible without the translation efforts of the staff running the NiMi Festival and for that I thank everyone who helped from the bottom of my heart.
Interview:
FD: First I'd like to sincerely thank you, maestro, for agreeing to do this interview to Terre di Confine.
HI: It's my pleasure.
FD: It seems like your photographs were made to express the inner nature of human beings. What side becomes strongest when you click the shutter and cut out a specific moment in time?
HI: I devise ways to carefully pull out the inner nature of my photography subjects but, fundamentally, I make use of nature itself.
FD: First I'd like to sincerely thank you, maestro, for agreeing to do this interview to Terre di Confine.
HI: It's my pleasure.
FD: It seems like your photographs were made to express the inner nature of human beings. What side becomes strongest when you click the shutter and cut out a specific moment in time?
HI: I devise ways to carefully pull out the inner nature of my photography subjects but, fundamentally, I make use of nature itself.
And my works photographed outside are all entirely with natural light. I aspire to bear into my work the power to shake the emotions of my viewers through the events I want to tell or construct.
For that reason I think the biggest help is music. Music together with photography is what lifts up my passion and it's what always guides me when I'm surrounded by my thoughts regarding emotion. When I was young I wanted to become a musician and I bring this love toward music into how I do my work.
For that reason I think the biggest help is music. Music together with photography is what lifts up my passion and it's what always guides me when I'm surrounded by my thoughts regarding emotion. When I was young I wanted to become a musician and I bring this love toward music into how I do my work.
It's part of my consideration for how to draw out a theme or how to take in the characters, space, and harmony and allow me to draw out emotions beneath the lighting.
Speaking of lighting, when I photograph in my studio I do almost all photography with only one fundamental light source.
FD: Speaking of music, I think there is also the problem of tempo and rhythm with photography as well. Do you believe that musical elements like tempo and rhythm are possibly a big influence when you click the shutter?
HI: When I photograph in my studio I play background music that fits the details of the photograph.
Speaking of lighting, when I photograph in my studio I do almost all photography with only one fundamental light source.
FD: Speaking of music, I think there is also the problem of tempo and rhythm with photography as well. Do you believe that musical elements like tempo and rhythm are possibly a big influence when you click the shutter?
HI: When I photograph in my studio I play background music that fits the details of the photograph.
Of course it depends on the situation but, for me, it's an essential component of my work.
Although that doesn't mean music is my sole source of inspiration. People might not believe this but all of the work being displayed at this exhibit came from my dreams. And so, for that reason, I photographed "Edo Games" in a place with no natural sounds. Even so, there was music in my dream that I had internalized and I photographed being led by it.
Although that doesn't mean music is my sole source of inspiration. People might not believe this but all of the work being displayed at this exhibit came from my dreams. And so, for that reason, I photographed "Edo Games" in a place with no natural sounds. Even so, there was music in my dream that I had internalized and I photographed being led by it.
For example, from where I am sitting here I can see the stage of the troupe Manjushaka, but I also watch this performance with great interest. Perhaps you could say that music and dance are an endless source of emotion.
FD: I saw it written on information guide for the exhibit showroom that Japan is gradually losing her memory of traditions but why do you say that? And what kind of elements in Japanese culture do you want to be remembered, renewed, or shared with the future?
Who in Japan can "progress" tradition?
FD: I saw it written on information guide for the exhibit showroom that Japan is gradually losing her memory of traditions but why do you say that? And what kind of elements in Japanese culture do you want to be remembered, renewed, or shared with the future?
Who in Japan can "progress" tradition?
HI: In my heart I wish for all Japanese to play a role in taking and sharing our traditions. And I think that this is possible for every person because each and every one of us has the potential to inherit tradition. We each have memories of the past within us. We each have our own history and traditions. While it's natural to reincarnate traditions, we must not lose them, we must define them, and we must express them in some way.