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More than a decade later, IBM was still manufacturing more PCs than any other company, but its personal systems division was losing money. The only companies making large profits in the highly competitive PC business were the suppliers of the microchips and operating systems. To this day, Intel remains the dominant player in the former and Microsoft in the latter.
STAYING LUCKY
Bill Gates was too bright not to realize that if he played his cards right, his operating system MS-DOS could become the industry standard. At that time, the operating system itself was just one of several on the market.
その後10年以上が経過し、IBMは依然として他のどの企業よりも多くのPCを製造していたが、パーソナルシステム部門は赤字を増やすばかりだった。この競争の激しいPCビジネスで大きな利益をえていたのは、マイクロチップとオペレーティングシステムのサプライヤーである2社のみだった。今日まで、前者であるインテルと後者であるマイクロソフトは、支配的企業であり続けている。
ラッキーは続く
ビル・ゲイツは、彼が手持ちのカード、つまり彼のオペレーティングシステムであるMS-DOSを適切に使えば、業界標準になり得ることを認識しないでいるには賢すぎた。その時点で、オペレーティングシステム自体は、単に市場にいくつかあるものの一つに過ぎなかった。
10年以上経った後も、IBMは他社よりも多くのPCを製造し続けたが、IBMのパーソナルシステム部門はお金を失い続けた。競争の激しいPC産業で大きな利益を得た企業は、マイクロチップとOSのサプライヤーだけだった。今日まで、インテルが前者の、マイクロソフトが後者の主要な企業であり続けている。
幸運であり続ける
ビルゲイツは聡明であり、彼がうまく動けばMS-DOSが産業基準となり得ることに気づかないようなことはなかった。当時、OSそのものは市場での商品の1つに過ぎなかった。