”The Madness of Jean-Claude Trichet”
The European Central Bank is strongly hinting that it will raise interest rates at its next meeting, in response to rising headline inflation — even though this rise is the result of rising food and oil prices, which are not the results of ECB policy.
Let me try a different take on why this is such a bad idea. Suppose that we focus on wage rates, which are often seen as the stickiest, most inertia-driven prices. The eurozone, like the United States, has seen wage growth slump in the face of high unemployment:
ヨーロッパ中央銀行(ECB)は、消費者物価の高騰に対応して、次の会議で金利を上げることを示唆している。しかし、この物価高騰は、ECBのポリシーとは無関係に、食物とオイルの値段が高騰していることが原因である。
これがどれほど不適切なことであるか、別の観点から説明させて欲しい、仮に、賃金率に焦点を当てて考えてみる。賃金率は、不活性な社会と最も綿密に関連した価格と認識されることが多い。ユーロ圏では、米国と同じように、高い失業率のため賃金はほとんど上昇していない。
欧州中央銀行(ECB)は消費者物価指数の上昇を受けて、次の会合の際に利上げを行うことを強く示唆している。だが、この上昇は食料および原油価格の高騰を受けたものであり、ECBの政策による結果ではないのである。
なぜこれが悪い考えであるのか、異なる解釈を試みさせてもらいたい。仮にここで、最も粘着質で、最も硬直性に支配された価格としてしばしば現れる賃金率について考えてみるとどうであろうか。ユーロ圏においては、アメリカ合衆国と同様、高い失業率のために賃金の上昇率は下落している。
欧州中央銀行は、次回の会議で金利を上げることを強く示唆した。これは、消費者物価指数が上昇したことへの対応策であるが、この物価の上昇は食料品や石油価格の値上がりよるもので、欧州中央銀行の施策によるものではない。
金利を上げることがどうしてそんなに悪いのかを別の角度から考察してみよう。例えば、賃金率を見てみよう。賃金率はしばしば最も変動がなく硬直性のある相場と考えられている。ユーロ圏は、アメリカと同様に、失業率が高いことから賃金の伸び率は停滞している。
So what the ECB is saying, in effect, is that Europe should drive down nominal wages — which can only be done by raising the unemployment rate — in order to offset the effect of oil and food on headline inflation. (Real wages will fall in any case.
Is this really a policy that the ECB would defend in so many words? I doubt it. But however sober and dignified talk of price stability may sound, that’s what the proposed policy amounts to.
これが本当に、ECBがこれほど多くの言葉を使って保護しようとするポリシーであろうか?私は、そう思わない。しかし、価格の安定に関した対話がどれほど穏健で威厳に満ちたものであっても、提案されたポリシーが示唆しているのは、結局このことである。
これは本当にECBが言葉通りに守るべき政策だろうか?そうではないだろう、と私は考える。しかし、物価の安定に関して分別と威厳のある協議がなされるならば、その政策案の意味するところを見抜くかもしれない。
申し訳ありません、最後の文の訳は間違っておりました。
(誤)しかし、物価の安定に関して分別と威厳のある協議がなされるならば、その政策案の意味するところを見抜くかもしれない。
(訂正後)しかし、物価の安定に関してどれほど分別と威厳のある協議がなされるとしても、これがその政策案の意味するところなのである。