翻訳者レビュー ( 日本語 → 中国語(繁体字) )
評価: 53 / ネイティブ 中国語(簡体字) / 0 Reviews / 2014/03/18 18:05:37
日本語
「何か新しい甘味を作ってくれへんか」と祇園の旦那衆に頼まれ、昭和の初めに誕生したのが、名物のくずきりです。他のお菓子同様配達だけでしたが、この味が評判になり「ちょっと食べさせて」とお店の横で供されるようになり、戦後、喫茶室をつくりました。配達しやすいようにと考えられた容器は、配達の習慣がなくなった現在も当時のままです。十二代主人は木工芸の人間国宝・黒田辰秋と懇意にしていて、黒田に制作を依頼した豪華な螺鈿のくずきり用器も使っていました。
中国語(繁体字)
被祇園的主顧們拜託“能否製作一種什麼新的甜食”後,在昭和初期誕生的就是名產的葛粉條。與其他點心同樣,曾只是投遞,但這種味道大受歡迎,主顧們提出“讓我吃一點”,便被端出在店舖的旁邊,戰後,建造了飲茶室。為便於投遞而發明的容器,即使是已沒有投遞習慣的現在也保持當時的原樣。十二代主人與木製工藝品的國寶級人物·黑田辰秋一直有親密來往,也使用了委託黑田製作的豪華螺鈿的葛粉條用器具。