Objectives and Implications of the New Regulatory Initiatives
Since the crisis began, the regulatory reform agenda has been both ambitious and global. Setting aside some specific attempts to alter business models (the Vickers commission report in the United King- dom and the Volcker rule under the Dodd-Frank Act in the United States) at the national level, the global regulatory reform agenda has not been driven
toward directly altering financial sector structures
per se, but rather toward promoting safer behavior 8However, the emphasis in
the reforms on raising the costs of riskier activities means one can expect changes by the private sector to lower overall costs and move to more profitable activities.
危機が始まって以来、規制改革の検討課題は野心的かつグローバルなものとなっている。 国家レベルでの、幾つかのビジネスモデルを修正する具体的試み(イギリスのヴィッカーズ委員会報告や、アメリカのドット・フランク法の下でのボルカー・ルール)を除いては、グローバルな規制改革の検討課題は変化しつつある金融セクターの構造に直接向けられておらず、むしろより安全な行動を促進する方向に向けられてきた。8
しかし、より大きなリスクを伴う活動のコストを拡大する改革の強調は、総原価を縮小し一層収益の上がる事業に移行するための民間部門による変化を期待することを意味している。
危機が始まって以来、規定改革の議題は野心的でグローバルである。国ごとにおけるビジネスモデルを変えようという具体的な試みを除いて(英国のVickers コミッションと、米国ではDodd-Frank案におけるVolckerルール)、世界的な規定改革は金融セクター構造を変更する方向へは向かっていないが、安全な行動促進しようとしている。しかし、危ない経済活動のコストを上げることについての改革を強調ことにより、民間部門で全体としてのコストを下げもっと利益を上げる活動を期待できるであろう。