哲学や路上観察といった少し変わった自分の趣味を共有出来るコミュニティを学校の外で作ろうと考え、俳句を嗜む東京の友人と二人で、交互にそれぞれが自分の知り合いの中である特定の分野で一番だと考える人を集めてコミュニティを作った。僕が毎回東京を訪れる度にこのメンバーで集まって例会を開いている。毎回の例会では担当者が一人付き、その人が最も強い場所を回った後に、喫茶店に入り夜まで語り明かすという構成を提案した。
集まる頻度が少なく、誰もが他のメンバーが持っていない抜きん出た個性を一つ以上持っていることで、遠慮なくずけずけと自分の感情を発露できるこのコミュニティの取り組みは大成功であり、メンバーの一人一人が普段の日常生活を離れて自分の一番やりたいことをreflectionできる非常に親密度の高いコミュニティになった。今年に入って中心メンバーの一人で小説家志望の子が一人、この秘密結社の豊かな人間模様をストーリー化している途中である。このコミュニティを大人になっても大事にしたい。
東京の地理に詳しい友人の時は今はすでに開発された江戸時代の川の跡を古地図を見ながらたどり、レコード収集が趣味の友達の時は、都内のレコードショップを巡り皆で彼の薀蓄を聞いた。また、各人がメモを取りながら喋り、帰った後にGoogle driveに各々の視点から自分の意見を書き加えていくというシステムも作った。皆の異なった着眼点や背景知識により分野間で知識のシャッフルが行われるこの作業は知的好奇心の旺盛なメンバーに新しい視点を与えた。
Those works using it had the feature of shuffling our knowledge among the fields belonging to each us with the different viewpoints and the background knowledge, and it provided a new perspective with us having whole stock of knowledge about any and all that.