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翻訳者レビュー ( 日本語 → 英語 )

評価: 52 / 1 Review / 2014/08/12 19:39:14

spdr
spdr 52
日本語

1.雇用契約に違反し、または故意若しくは過失によって、万が一金銭上、業務上損害を被らしめたときは、直ちに本人と連帯して貴社に対して、損害額を賠償するものとします。

2.本契約の存続期間は本契約成立の日から5年間とします。

3.入社時に提出する各種書類の記載内容に間違いがないことを保証し、万が一相違が発覚した場合には、貴社に対し本人の退職等の処置に関し問題解決に向けて全面的に協力し、積極的に話し合います。

英語

1. We will demand the compensation immediately together with a person concerned on damage if you breach employment agreement, or intentionally or unexpectedly let us suffer the damage on our business.

2. The validity of this agreement shall be five years from the date of entering the agreement.

3. An employee shall guarantee the authenticity of various document being submitted upon hiring, and if any difference from those documents will be found out in later date, we will cooperate and discuss actively with your company for any action being taken including the discharge of a person concerned.

レビュー ( 1 )

inuatsu 52
inuatsuはこの翻訳結果を"★★"と評価しました 2014/08/13 09:29:31

元の翻訳
1. We will demand the compensation immediately together with a person concerned on damage if you breach employment agreement, or intentionally or unexpectedly let us suffer the damage on our business.

2. The validity of this agreement shall be five years from the date of entering the agreement.

3. An employee shall guarantee the authenticity of various document being submitted upon hiring, and if any difference from those documents will be found out in later date, we will cooperate and discuss actively with your company for any action being taken including the discharge of a person concerned.

修正後
1. In the event of the breach of employment contract or any financial/operational damage caused intentionally or negligently, I shall compensate your company without delay for any damage caused, jointly and severally with the employee.

2. The duration of this contract shall be five years from the date of this agreement.

3. I ensure the accuracy and correctness of various documents being submitted by the employee at the time of joining. In the event of detection of any inaccuracy or incorrectness, I shall provide your company with full cooperation and proactive engagement in dialogs about disciplinary action, including dismissal, towards a resolution of the issues.

全体的に主語が必要以上に省略されていることから、元の日本語が非常に意味を取りにくい文章になっていることも原因ではありますが、意味を取り違えられている部分が多いと思います。

前提として、この文章は雇用主と、新しく入社する従業員の身元保証人の間で取り交わされている身元保証書だと考えられます。ですので、この文章に出て来る登場人物は「身元保証人(添削中では"I")」「新しく入社する従業員(添削中では"the employee"」「雇用主(添削中では"your company")」の3者です。

まず、第1項ですが、この文章は下記aとbの場合に、身元保証人が従業員と連帯して損害を賠償すると言っています。
a) 従業員が雇用契約に違反した場合
b) 従業員が金銭上、業務上の損害を故意または過失によって雇用主に被らせた場合
この内容をまとめると上記添削文のようになるかと思います。

次に、第2項は内容は訳出されている通りで合っていますが、言い回しを少し変更させていただきました。
まず、「本契約の存続期間」では、「存続」をより忠実に訳して"duration"としています("validity"では「有効期間」となり、厳密な契約の中ではこの2つは分ける必要があると考えられるためです)。
「本契約の成立の日」はよりシンプルに"from the date of this agreement"とさせていただきました。

最後に、第3項です。ここでは、身元保証人が従業員による雇用主への提出書類の正確性を保証するということと、もし提出書類に間違いが発覚した場合には、身元保証人が問題解決のために従業員の解雇を含む処遇について雇用主と協力して話し合うということを言っています。
この内容をまとめると上記添削文のようになるかと思います。
「本人の退職などの処遇」はそのままではやや英語に訳しにくいので、語調は少し強まりますが「解雇などの懲戒処分」という訳を当てました。日本語なのでやや語調は弱いですが、この部分の実質的な内容としてはこのようなことかと思います。

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