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In New York City, Microsoft paraded its patriotic colours. A gospel choir sang America the Beautiful, before Gates, flanked by NYC Mayor Rudy Giuliani, took the stage and pledged his support for the global fight against terrorism and even seemed to suggest that the advent of Microsoft's new OS would help revive the flagging IT industry. Gates was not only making a transition out of Microsoft it seemed, but in a more personal way was transforming from the awkward, sometimes inarticulate computer nerd to become an accomplished showman in his own right.
ニューヨーク市では、マイクロソフトは愛国的な一面を見せびらかしていた。ゴスペル聖歌隊が「America the Beautiful(美しいアメリカ)」を歌った後、ニューヨーク市長Rudy Giuliani氏と並んだGates氏がステージに上がり、世界的なテロとの闘いに対する支援を誓約した。そしてさらにマイクロソフトの新しいOSの到来により、減退していたIT業界が復活するかのように提言しているかのように思えた。Gates氏はマイクロソフトから離れただけではなく、より個人的に、不器用でときに口下手なコンピュータおたくから熟練したショーマンに自力で変身しようとしているようにも見えた。
ニューヨークでマイクロソフトは愛国的なカラーを誇示した。ゴスペルがAmerica the Beautifulを歌い、ゲイツの前にニューヨーク市長のルディ・ギウリアーニがステージに立ち、テロに対する国際的な戦いへのサポートを訴え、マイクロソフトの新しいOSが減少気味のIT産業をもう一度おしあげるのに貢献するとも提案したようであった。ゲイツはマイクロソフトから単に移動したように見えるかもしれないが、より個人的な方法としては不快で、時に不明瞭なコンピューターおたくから全権を持ち成功したショーマンになったという移動なのだ。