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傘寿の底力、和英両刀遣いのもの書きです。 いま85歳、ネット上のもの書きでは最高齢だと言われていますが、言われるだけでは意味がない。 和英両語を使い分けて、日英両語のHPで発信しています。

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2,500 yen per hour
Translation & Localization / Translation
Japanese
現職時代には外務畑でしたので「縄張り」は広く、学んだことのない化学を除くほぼすべてを網羅します。和英両刀遣いで、単純な右左の飜訳よりは凝った内容の文章を捌くのが得手です。
Kindleで古典落語の英訳が進行中で、ほかに日本語習得の虎の巻”Nihongo Made Easy”(仮題)が近く上梓されます。ほかにランサーとして日本文化紹介の企画記事の英訳などにも積極的に携わっています。
11:00am-2:00am 月〜土

wyeatearp's Profile

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Japanese English Norwegian
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傘寿の底力、和英両刀遣いのもの書きです。
いま85歳、ネット上のもの書きでは最高齢だと言われていますが、言われるだけでは意味がない。
和英両語を使い分けて、日英両語のHPで発信しています。
http://wyess11.xsrv.jp/main/
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主な著作

AI時代に人間翻訳は生き残れるか
Survival of Human Translation in AI-Age

囲碁がAIの軍門に降って以来、
人工頭脳(AI)の脅威が声高に語られている。
人間生活の多くの場面に進出していまやAIなしで語れぬ状況さえ現出している。

省力と便宜性が優先される場でこそよしとしても、人の知恵や感性にまで立ち入るAIに人間はどう立ち向かうべきか、いまやDeep-Learningを羽織ったAIは飜訳の世界に深く立ち込んでいる。

学術論文の類はすでにAI飜訳で賄われているという。
ならば、人間は情実感性に触れる言葉の世界にまでAIの蚕食を許せるのか。

本書はAI時代の人間翻訳の有り様を十章に亘って語り尽くす。

https://www.amazon.co.jp/gp/product/B07B8P98HL

グローバルエイジの二刀流翻訳術
Dual-Sword Translation in Global Age

飜訳の真髄は言葉のすげ替えでなく文化の織り交わしなのだから翻訳家は二刀流の勝れた使い手でなければならない。

とき将にAIの時代、データとしての言葉を操るにはすでに人間翻訳の《縄張り》は冒されている。

が、言葉データならずとすれば人間翻訳の世界はなお画然と広がっている。

その世界でこそ日英両語を左右に構えての太刀さばきが冴えるはずだ。本書は半世紀に亘る飜訳歴から滲み出る実地の経験値を二刀流翻訳術と洒落めかして語る飜訳裏話だ。

https://www.amazon.co.jp/gp/product/B01MRHPDJP




主な飜訳
“Taiwan: A History of Agonies” by Ong Iok-tok

台湾:苦悶するその歴史 王育徳

蒋介石の圧政下日本に亡命、母国台湾の苦悶の歴史を旧宗主国日本の読者に向けて日本語で書き下ろした一書。

自ら大正っこと称し日本人さながらの格調高く味わい深い日本語を駆使して母国の来し方を叙し尽くした歴史的な名著で、中文訳は白色テロのもと心ある台湾人の間で章を裂き回して読まれたという。
その英訳には数度の試みがすべて叶わずに四十年が流れた。

Taiwan: A History of Agoniesは著者の令夫人と令嬢のたっての懇望に応え三年を費やして訳出したもので、いま中華人民共和国の台頭の前にデリケートは立ち位置を強いられている。台湾の実情を知る格好の一次資料として、いま広く読まれている。

http://www.ritouki.jp/index.php/info/20160218/
英訳古典落語『心眼』
Rakugo Classics in English
“The Mind’s Eye”

Rakugo is Japan’s culture that has uplifted the custom of storytelling to the level of an art. The author takes it upon himself as a lifetime mission to introduce all fans of storytelling to the world of Rakugo through a string of selected classics titled “12 Rakugo Classics”.

First in the series comes a masterpiece of San’yutei Encho, the founder of Modern Rakugo: “Shingan” or The Mind’s Eye translated straight from his shorthand scripts. Enjoy “reciting” the story, phrase by phrase, in the style of Master Encho come alive.

「笑いを芸の域まで高めた語りの文化、それが落語だ。」日本文化の粋を世界に広めることをミッションとする著者が傘寿越えを期して、乾坤一擲、世に問う圓朝の傑作「心眼」の英訳版。英語による「古典落語十二席」の劈頭を飾りThe Mind’s Eyeと題して世界の落語ファンのご機嫌を伺う。
あたかも英語で語る圓朝の声が聞こえる速記本からの訳し下ろし、外つ国の噺家たち垂涎のネタ本だ。

https://www.amazon.co.jp/gp/product/B07HFHLSJ3



英訳古典落語『井戸の茶碗』
Rakugo Classics in English
“Ido Cup”
Rakugo is a unique world of storytelling – an art of solo performance of long-standing tradition in Japan. Guess The Merchant of Venice told singlehandedly by a master storyteller, Rakugoka or Hanashika, impersonating all characters from Portia, Bassanio to Shylock. It is thrilling, even fascinating to see it done in the world of Rakugo- in the style of the master Kokontei Shinsho.

落語の妙味はひとり語り、多彩な人物描写が取り柄だ。噺を語り分ける名人たちの話芸を愉しむのは、世の落語好きには堪えられない醍醐味だ。

Here is the second installment of Rakugo Classics titled “Ido Cup”. Enjoy the rich reservoir of giggles, smirks, smiles, and laughter at each turn of the story. Watch closely how the story culminates in a tactful “ochi” or clincher.

「心眼」に続く古典落語シリーズ②「井戸の茶碗」を英語でご賞味いただく。多くの噺家たちが競って語った古今の名作、何と云ってもオチが圧巻だ。志ん生の語り口が英語で滲んでいればお愛嬌。

https://www.amazon.co.jp/gp/product/B07HFHLSJ3

英訳古典落語『 火炎太鼓』
Rakugo Classics in English
“Flaming Drum”

The ultimate in classic Rakugo is at long last up for your perusal: "Flaming Drum" (Kaen Daiko 火焔太鼓). This is one of the most beloved pieces of Rakugo story most frequently staged over the years.

待望の英訳「火焔太鼓」がキンドルに登場。ご存知、五代目古今亭志ん生の十八番、その奔放な名調子を日本語から英語へ、渾身の翻訳で活かしきったが、さて。

An innocent, dusty drum turns out to be a valuable art piece worth a fortune. The story is rich in humor and melancholy - and a pint of pathos. Chew every line and try telling the story yourself - to taste the depth of Japanese culture.

「火焔太鼓」はどんでん返しの妙味がいのち、甚兵衛と女房の掛け合いでそれが増幅される。さて、英語でその辺りがどうなるやら。味わったあとの外つ国人たちの感想が聴きたいものだ。

https://www.amazon.co.jp/gp/product/B08B5G7WTW