トップ ニュース 世界遺産 イベント カルチャー 海外情報 インタビュー 語学 テクノロジー 翻訳者 お問い合わせ

ユーザ数の増加≠グロースハック?成長の請負人グロースハッカーとは

NTTドコモ・ベンチャーズで行われた「<起業家必見シリーズVol.2>サービス成長に欠かせないGrowth Hack(グロースハック)とは?」に参加してきたので、そこで話されていた内容を簡単にご紹介したいと思います。登壇者はAppsociallyの高橋雄介氏、カイゼンプラットフォームの須藤
憲司氏、ヤフー株式会社の松本龍祐氏、VASILYの築山 拓氏です。グロースハックという言葉はバズワードとなっていますが、その本質などをしっかりと理解している人は少ないのではないでしょうか。その本質を理解するために、このレポートではシリコンバレーでの考え方を中心に伝えていきます。

成長の請負人グロースハッカー

グロースハッカー、Growth hack

そもそもグロースハックの意味自体がわからずに参加した僕はこの概念を知る事だけでもかなりの収穫でした。グロースハックとは...

”プロダクト開発チームの仕事であり、製品や企業の成長をもっとクリエイティブに行うことである。 SEOやPRなど、個別の施策単体のことを指すのではなく、製品の成長を図るプロセス自体を意味する。日本では顧客獲得という意味でとられることが多いが、製品自体の成長プロセスを含意する。”

だそうです。確かに、グロースと聞くと顧客の増加が思い浮かばれて、グロースハックは「どうやったら顧客を効率的に増やせるか」だと思われがちです。しかしグロースハックは、顧客の増大を含め、「製品の改善をするプロセス」と捉えたほうが本質に近いのかもしれません。

グロースハックには大きく分けて2通りの考え方がある

グロースハックの意味がわかったところで、その考え方にはいくつかの要素があります。それらを大別すると以下の2つに分けられます。

・製品自体を良くすること:「Social Mediaを活用すること」や、「成長のドライバーを製品自体に埋め込むこと」などが要素としてあります。  

・成功の確度をあげること/失敗しにくくすること:「顧客と市場をよく理解すること(Data)」と「顧客と製品をよく理解すること(UX)」などが要素としてあります。 

大事なことは、「出来上がった製品のPRやマーケティング」をするのではなく、「定量的、定性的なフィードバックに基づいて製品自体を素早く、繰り返し改善すること」。スタートアップでは、同じ時間の中でも、失敗と改善を素早く繰り返すことで圧倒的な成長を遂げられるという強みがあります。

グロースハック6の手順

グロースハックは以下の6つの手順に分けることができます。これらの手順を繰り返すことで、プロダクトを早く上のステージに改善していきます。

1.トラッキングする
2.理解する(データによって、製品を使っているユーザについて理解する) 
3.優先順位をつける(グロースに直結する課題から取り組む) 
4.デザインする/作文する(機能、UX、UI、文章) 
5.実装する 
6.計測する

aha moment、アハモメント

一番大事なことは心理学
シリコンバレーでは、心理学に基づいたUX、UI分析を行なっています。PathQuoraなど成功しているサービスはグロースハックを行う上で心理学をもとに仮説・検証を行って、デザインをしたり文章を書いたりしています。ユーザーが製品を理解して使ってくれる瞬間を『aha moment(アハ モメント)』と呼んで、とても重要視しているようです。


written by fukuson

【おまけ】グロースハッカーはこれからの採用市場でひっぱりだこ? 

シリコンバレーの企業ではマーケティングチームと他にグロースハックチームをもうけているそうです。これからはソーシャルメディアを理解している人材が重宝されるかもしれません。以下のものを使って学ぶことができるそうなので、これからグロースハッカーを目指す人はぜひ参考にしてみてください。

TwitterのAPIページやFacebookのSDKページを読むこと
LeanUX 
QuoraCraigslistPathなどの実例を知る事
テクノロジー 日本語 2013/12/19 07:54:24
併せて読みたい