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Conyac翻訳者の素顔① 〜ハワイ在住、アジア言語が大好きなbrandon-blaisdellさん〜

Conyacはオンラインコミュニティーのため、「どんな人が翻訳をおこなっているのか」なかなか実際に見ることができません。「どうやって翻訳の勉強をしたのか」「どんな環境で翻訳をしているのか」など、色々気になりますよね。そこで、Conyacユーザー翻訳者様へインタビューを行うことになりました!

第1弾は、Conyac内で日英翻訳者のRoomを創設し盛り上げてくれている、brandon-blaisdellさんをご紹介します!アメリカ出身で言語を学ぶのが好きとのことですが、どんな翻訳者なのでしょうか?さっそくインタビュー開始です!

新しい言語を勉強するときにはどんな言語環境に身を置くかが一番大事

ーー簡単な自己紹介をお願いします。 
シアトル生まれの29才です。今はハワイに住んでいて、18才ごろから翻訳をしています。ハワイ大学マノア校では日本語を専攻し、英語を副専攻として学びました。現在住んでいるのはホノルルです。

Brandonさん 

 ーー何カ国語を話しますか? 
英語と日本語は流暢に話せます。あとマンダリン(*中国で話されている中国語、いわゆる北京語の通称です)と広東語も多少わかります。時間があれば韓国語、マンダリンそしてフランス語を勉強したいです(笑)。 

ーーいろんな言語に興味を持たれているんですね。どうやって勉強したんですか? 
新しい言語を学ぶのが好きなんです。新しい言語を勉強するとき、どんな言語環境に身を置くかが一番大きな影響を持つと考えています。日本語の勉強を始めたとき、日本に留学することができなかったので、日本語と日本文化にどっぷりつかるためにできることはなんでもしました。日本の音楽を聴いたり(特にJ-pop)、日本語の小説や文学を読んだり、日本人の友達を作ったり、日本の歴史や文化についての本を読んだり。それから、日本の友達と一緒にいるときは日本語だけで話すように努力したら、時間が経つにつれて自分のことや自分の意見を日本語で言うのが上手くなりました。

翻訳で難しいのは「文化的な意味合いを持った表現」

ーーいつ頃翻訳を始めたんですか? 
真剣に翻訳に取り組み始めたのは、大学を卒業した2008年ごろからです。日本語能力試験JLPTの勉強をしていた頃で、毎日/毎週、練習として読売新聞や朝日新聞からニュース記事を見つけてそれを英訳していました。日本語能力試験の問題集で勉強したり、文学を読んだりもしました。翻訳の難しいところは、日本語には「文化的な意味合いを持った表現」が、たくさんあることだと思います。日本と西洋の文化には大きな違いがあって、それぞれの言語で自分のことを表す時にそれが顕著になります。これらのフレーズは背景が大切で、時間が経つにつれてだんだん訳が上手くなりましたが、翻訳を始めたばかりの人は気をつけてくださいね(笑)。

お気に入りのカフェで翻訳をしている様子 

 ーー翻訳は苦労する点も多いですよね。 
特に難しいと感じるのは、マーケティング資料です。直訳することができないし、まず書いた人が何を伝えたいのかを理解する必要があります。その後、英語話者で欧米出身の方向けに資料を適合させる必要があります。これが難しいところで、それは日本と英語圏ではマーケティングの戦略がとても違うからです。

ーー逆に、やりがいを感じるのはどんな時でしょうか? 
いろんな翻訳プロジェクトに取り組むのが好きですが、一番やる気がでるのは、文学や個人的なものです。個人的な手紙や文学が好きなのは、著者に強いつながりを感じるからです。それに、受け取る人に大きな影響を与えるものに取り組むのはいつもやりがいがあると感じるからです。そうやってみると、翻訳者がする仕事の多くは大きな影響力をもつもので、たぶんそれがこの仕事をとても楽しんでいる理由だと思います。

リフレッシュは仕事を忘れられることをする!

ーー翻訳するのにお気に入りの場所、集中できる場所は? 
翻訳をする環境は、どんなところでも大丈夫です。集中できるので静かなところが好きですが、時々立ち上がって休憩して、「気持ちをリフレッシュさせる」ことができる場所も好きですね。作業するのにお気に入りの場所は自宅です。でも、カフェや図書館も使います。良い景色が見える所が特に好きです。あんまり長い間スクリーンを見ていたくはないんです。しばらくして、漢字やローマ字が画面上で踊り始めたら、休憩が必要だってわかります。

ーー休憩は大切ですよね。どうやってリフレッシュしていますか? 
疲れた時は梅ジュース(韓国ブランドのノンアルコールのものが大好きなんです!) や緑茶を飲んだり、妻やルームメイトと話したり、散歩したり料理したりします。取り組んでいる仕事を忘れられるようなことをして、戻った時に100%の力が出せるようにします。綺麗な景色を見ていると、心身そして魂もリフレッシュできます。

ーーなるほど、料理もされるんですね。では、生まれ故郷のおすすめの料理を教えてください。 
シアトルのですか?たくさんありすぎます!でもどれか1つをおすすめするとしたら、サーモンを使った料理です。太平洋岸北西地区でとれたサーモンは天然で、そのためとても新鮮で、素晴らしい味と食感なんです。シーフード好きというわけではありませんが、天然の新鮮な魚なら大好きです!シアトルサーモンを表すのに最もふさわしい語は、間違いなく「サクサク」です(笑)

ホームパーティーの様子

ConyacのRoomに積極的に参加しましょう!

ーーBrandonさんはConyacをどのように活用していますか? 
5年ほど前、翻訳会社で働いていて、彼らがどんなふうにビジネスをしているのか見ていました。Conyacはその会社に比べ、本当に良い機能を持っていると思います。パソコンを使っている時はたまにConyacをチェックして、練習用に10-15分ぐらいで翻訳できるものがないか探しています。また、メールをよくチェックして受けたい仕事があるか確認しています。 

ーーお気に入りの機能はありますか? 
お気に入りの機能は「Conyac Market」です。たくさんの資料と色々な種類の仕事があるため、マーケットを通して次にどんな仕事がくるのかを見ているだけで飽きません。全体的にみて、ConyacとConyac Teamに満足しています。彼らは素晴らしい製品を作るために身も心も捧げていて、次に何が来るのか楽しみです!

ーーそんなに気に入ってもらえて嬉しいです!最後にConyacユーザーに何かメッセージをお願いします。 
2つのことを伝えたいです。 
①決して諦めないで!もし翻訳初心者だったら、時々翻訳がとても難しく感じるかもしれません。戸惑うのは当たり前だし、文の主語が見つけられない場合は特にそうです。でも、一生懸命やれば翻訳をマスターできます。そして、技術が上達したら翻訳の良いところや報いが見えてくると思います。 
②積極的に参加しよう!Conyac Teamはウェブサイトに素晴らしい機能を組み入れていますが、その中でもRoomは大きなものです。みんながRoomを活用して一週間に一度は何かをポストしたらいいと思います。例えば、おもしろい翻訳ストーリーとか、訳しづらい表現の良い訳し方とか、翻訳するのが好きな分野とか、なんでも!とりあえず参加して、この活気あるコミュニティを盛り上げていきましょう!

ーーインタビューにお答えいただき、ありがとうございました!これからもConyacをよろしくお願いします。みなさんもぜひ、Roomに参加して、色々な翻訳者様と交流してくださいね。
インタビュー 日本語 2015/06/25 13:47:00
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