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バイリンガルがお勧めする一度は訪れたい7つの世界遺産 Part2 -ルアンパバーン

3.ルアンパバーン(ラオス)


お正月のにおい―――それが、ルアンパバーン国際空港に降り立った時に感じたこの町の第一印象です。12月、東南アジアは乾季と呼ばれる季節の真っただ中。緯度の低いタイ、カンボジアから移動してきた私にとって、ラオス中部に位置するルアンパバーンは非常に寒く感じられ、また、夕食か何かを煮炊きするにおい、日暮れを飛ぶ鳥の影など、どこか日本の田舎に迷い込んだような、自分が子どもだったころにタイムスリップしてしまったような、何ともいえない空気に包まれました。





夕食をとりつつ町を簡単に散策し翌日に控えます。ルアンパバーンに来た観光客が必ず見る、早朝の托鉢を見るためです。ゲストハウスのオーナーさんが翌日の見どころ(近くでたくさんお坊さんが通る場所や、時間帯など)を詳しく教えてくれました。目覚ましをかけて早めに就寝しました。







翌日の朝、目覚ましの必要がないことがわかりました。まだ暗いうちに太鼓の音がいろんなところから響くのです。お寺でお坊さんを起こすためにたたいている太鼓の音(和太鼓に似た音でした)がお寺ごとに少しずつ時間が違うのか、近くから、遠くからと鳴り、人々の生活がお寺とともにあることを感じられる出来事でした。さて、昨日感じた寒さがかわいいものに思えるぐらいの朝の冷え込み。持ってきていた服を全部着込んでもまだふるえるような寒さの中、暗いうちに外に出ました。川の音を聞きながら、お寺がたくさん集まるほうへ歩くと、もち米の入ったかご(托鉢セット)を持ったお姉さんに声をかけられます。暖かいもち米を抱えて寒さと戦いながら、待っていると、まだ暗いうちからお坊さんが鉢をもってやってきました。その数、30人、50人・・・・。ずらした鉢の蓋の隙間に、一口大にちぎったもち米を入れていきます。ゆっくり歩いておられるとはいえ、歩みを止めないお坊さん。無心にもち米をちぎる時間が続きました。
徐々に空が白み始め、少し余裕も出てきたころ、お坊さんのオレンジ色の袈裟が右にも左にもずっと続いていくのを見て、これが、はるか昔から切れることなく続いてきた毎朝の光景であることにはっと気づき、急に厳かな気持ちになりました。







さて、早朝の托鉢がメインのルアンパバーン。つまり言い換えると、托鉢が済んでしまうと、あとは意外とすることがなく、ゆっくりと過ごすことになります。メコン川を利用したツアー(トレッキング、川下り、クルーズ)なども充実しています。また、レンタサイクルもあり、ゆっくり町を散策することもできますし、国際免許証があればレンタルバイクも可能です。町の郊外にはラオスの焼酎を作っている村や仏像が多く安置された不思議な洞窟などがあります。(写真⑪⑫⑬⑭⑮)
メコン川のほとりをだらだら散歩して、カフェで一休み。新鮮なフルーツシェイク。また歩いてお昼ごはんとビール。お寺を散策してまたカフェへ。たった数日滞在するだけでも、お気に入りの店やお気に入りの道が増えていきました。









夕方18時ごろからメインストリートには毎晩ナイトマーケットが開かれます。ここのナイトマーケットは世界で一番のんびりしているんじゃないかと思いました。おばちゃんの無理な営業トークなどなく「見たかったら見て行ってね」という感じ。「サワディージャーオ」(こんにちは)といってにこにこしているだけのお店が多かったです。それでも感じる暖かい活気が独特な空気を出していました。置いてある商品は一つ一つが味わい深い、かわいらしいものがたくさんありました。






執筆者 : bzbzbzbkk


世界遺産 日本語 2015/04/06 13:10:00
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