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バイリンガルがお勧めする一度は訪れたい5つの世界遺産 Part1 -マチュピチュ

 5.マチュピチュ(ペルー )


緑で囲まれ、視界が開けない山道を歩くこと約20分。その秘境は目の前に一気に現れます。インカ帝国時代に築かれた天空都市・マチュピチュ遺跡は、人を遠ざけるように静かにたたずみ、たどり着くだけで、得も言われぬ達成感を味わえます。




 マチュピチュ遺跡までは、首都リマからクスコまで空路で約1時間半、クスコからは車と列車を乗り継いで約4時間半の道のり。



かなりの長旅となるため、私と友人はクスコで1泊し、翌朝早朝に出発する計画を立てました。まだ日が昇らないうちにホテルを出て、向かった先はオリャンタイタンボ駅。ここからインカ・レイルに乗ってマチュピチュ駅まで約1時間半の列車の旅です。




標高の高いクスコで見舞われた高山病の症状からも次第に解放され、マチュピチュに近づいているという高揚感に、長い道のりは終始浮かれて気味。駅のスタンドで飲んだコーヒーも、列車でサービスされるスナックも、全てがおいしく感じられました。マチュピチュ駅に着いたら、バス停へ。そこから定期運行バスで約30分、山間の絶景の中を揺られて遺跡の入り口に到着します。








 いよいよマチュピチュ遺跡の中へ。入り口で予め購入していたチケットとパスポートを提示し、ゲートを通過。遺跡はもう目の前と思いきや、ここからごつごつした山道を約20分程登ります。岩の段差がまちまちで、運動不足の体には少しこたえます。視界が開けず、本当にここに遺跡が?と疑い始めた頃、岩場の開けた場所に出てたと思ったら、そこには目を疑う光景が。2つの頂の間の峰に沿うように広がる古代都市の姿に、気分は絶頂。足が動きません。標高約2,400メートルにある遺跡はしばしば雲や靄に覆われ、その場はシャッターチャンスを狙う観光客でしばし混雑します。私たちも雲が晴れるのを待って撮影会。



 満足がいくまで写真を撮って、ようやく遺跡内部へ。遺跡の中は、インカ帝国時代に利用されていた太陽暦の技術の粋が垣間見られ、夏至と冬至を判断するためという「太陽の神殿」や、一種の日時計とも言われている「インティワタナ(太陽をつなぐもの)」という石台等が遺されています。遺跡内部はガイドの説明を聞きながら約1時間程度あれば回る事ができます。遺跡を挟んで入り口と反対側にそびえるのはワイナピチュ。





そこには月の神殿と呼ばれる場所があります。ワイナピチュを登りたい方は別途予約と支払いが必要です。遺跡入り口を出た目の前にはレストランがあり、色とりどりのペルー料理がビュッフェ形式で楽しめます。休憩がすんだら再び遺跡へ。




遺跡入り口でチケットを見せれば何度でも再入場ができるので、ガイドと一緒に回った後は、もう一度自分で探検に。



遠いインカの遺跡の中を実際に歩くことができるという経験はなにものにも代え難く、どんなに歩き疲れていても、何度でも見て回りたくなる魅力を持っています。帰りの電車に間に合うよう、時間がゆるすかぎり遺跡を満喫できます。
 
執筆者 : miwa-nagahara



世界遺産 日本語 2015/03/30 17:16:00
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