トップ ニュース 世界遺産 イベント カルチャー 海外情報 インタビュー 語学 テクノロジー 翻訳者 お問い合わせ

アメリカのレモネード・スタンドは子供たちの起業家精神を養う第一歩?!

暑さが続く日本列島。水分補給は熱中症対策に欠かせません。暑さを乗り切るために、いろいろな飲み物がありますが、アメリカではなんといっても「レモネード」の伝統があります。甘くてすっぱいレモネードは、夏バテ防止に効きそう。そして、夏になると、レモネードを売る「レモネード・スタンド」が、あちこちの街角に出現します。

子供がレモネードスタンドのオーナー?!


レモネードのスタンド。実はオーナーが「こどもたち」というのがアメリカならではの特徴で、なんとレモネードを作って「売る」ことが「お小遣い稼ぎ」になるんです。これは、19世紀の終わりごろから始まった風習です。レモンと砂糖と水と氷があれば、誰でも簡単に作れるのが広まった理由でしょうが、ただのお手伝いでのお小遣いではなく、こどもたちが自分で取り組む最初の「経営ごっこ」でもあるというのがアメリカ的。「起業家精神」はこういう形で育つのかもしれません。

レモネード・スタンドで経営の基本を学ぶアメリカの子供たち


画像 OMSI
その証拠に、なんと、レモネード・スタンドの「経営」シュミレーションゲームまであります。このサイトは、原価計算をしたり、天候に応じて用意するレモネードの数量を調節したりの、現実に即した形式。子供向けの設定なので、英語も比較的やさしく、楽しみながら英語力をつけることもできます。

レモネード・スタンドで慈善活動

起業家精神に並んで「これぞアメリカ!」なのが「慈善活動」。レモネード・スタンドを通じての募金活動で有名なものに、Alex's Lemonade Standがあります。小児ガンと闘っていた当時4歳のアレックスが、「病気を治すための研究費を病院に寄付したい!」と自宅で始めたレモネード・スタンドによる募金活動は、彼女が8年の生涯を終えたあとも、全米、そして全世界に広がる活動となっています。

アメリカのレモネードは、やはりただのレモネードじゃなかった!

英語のことわざに”If the life gives you lemon, make lemonade”というものがありますが、これは、「辛いこと逆境(すっぱいレモン)を、いい方向(甘くて元気のでるレモネード)に変えよう!」という意味。
とってもポピュラーな飲み物であるレモネードは、ただ美味しいだけでなく、元気をくれる飲み物でもあり、アメリカの子供たちの自立の第一歩でもあるんですね。

written by June H2O
海外情報 日本語 2014/08/13 21:30:00
併せて読みたい