FxCameraは2009年に誕生し、現在では225カ国のユーザーに利用されている。2012年4月には、ビットセラー開発者の山下盛史氏から全事業を取得し、山下氏がビットセラーの取締役に就任するという形で開発を進めてきた。ダウンロード2000万を記念し発表したデータによると、ユーザシェアは、米国で22%、2位に日本で19%、3位に韓国で10%、その後、インド、タイなど、アジア圏でのシェアを占めている。
FxCameraは、撮影した画像に数種類のエフェクトを誰でも簡単にかけることが可能で、GooglePlayの無料写真カテゴリーランキングでは常に上位をキープしている。Androidカメラアプリのみでサービスを展開していたが、2012年6月には、FxCameraの全面リニューアルを図り、それによってユーザ数がこれまでよりも300%以上の伸びをみせている、と川村氏は語った。
現在、世界でも10億台のスマホユーザがいる。今後5年くらいで、40億台近いのスマホユーザに成長する見込みがある。だからこそ、モバイルに力をいれてサービスを作っていきたい」
川村氏は、今後の方針としても、モバイルの可能性と、事業としての方向性を語った。